特許
J-GLOBAL ID:200903088933239276
ポリカーボネート樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-048401
公開番号(公開出願番号):特開平8-245869
出願日: 1995年03月08日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】 ポリカーボネート樹脂の本有する透明性を損なうことなく、水洗しても制電性能が低下しない永久的な帯電防止効果を有するポリカーボネート樹脂組成物を提供する。【構成】 (A1)炭素数6〜20の芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステル、(A2)数平均分子量200〜50000のポリ(アルキレンオキシド)グリコール、及び(A3)炭素数2〜8のグリコール、を重縮合して得られるポリエーテルエステル(A)5〜40重量部及びポリカーボネート樹脂(B)95〜60重量部からなる樹脂組成物において、上記(A1)が特定のスルホン酸塩基で置換された芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステルを2〜50モル%含み、かつ(A)を構成する上記(A2)の含有量が、(A1)、(A2)及び(A3)の合計量の5〜80重量%であり、かつ(B)が、ポリ(アルキレンオキシド)グリコールを特定量共重合したポリカーボネート樹脂である。
請求項(抜粋):
(A1)炭素数6〜20の芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステル、(A2)数平均分子量200〜50000のポリ(アルキレンオキシド)グリコール、及び(A3)炭素数2〜8のグリコール、を重縮合して得られるポリエーテルエステル(A)5〜40重量部及びポリカーボネート樹脂(B)95〜60重量部とからなるポリカーボネート樹脂組成物において、上記(A1)が下記式(1)【化1】[式(1)中、Arは炭素数6〜12の3価の芳香族基を表し、R1 及びR2 はそれぞれ独立に水素原子、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基を表し、M+ は金属イオン、テトラアルキルホスホニウムイオン又はテトラアルキルアンモニウムイオンを表す。]で表されるスルホン酸塩基で置換された芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステルを2〜50モル%含み、かつ上記ポリエーテルエステル(A)を構成する上記(A2)の含有量が、(A1)、(A2)及び(A3)の合計量の5〜80重量%であり、かつポリカーボネート樹脂(B)が主として下記式(2)及び(3)【化2】[式(2)中、R3 及びR4 はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜5のアルキル、炭素数5〜6のシクロアルキル基であり、R3 とR4 とは互いに結合していてもよい。R5 及びR6 はそれぞれ独立に、炭素数1〜5のアルキル基、ハロゲン原子、又はフェニル基であり、m及びnはそれぞれ独立に0、1又は2である。]【化3】[式(3)中、R7 は炭素数2〜4の分岐していてもよいアルキル基であり、pは20〜3000の整数である。]で表される繰り返し単位からなり、該繰り返し単位(3)が重量比で下記式(4)【数1】[式(4)中、(II)は上記式(2)で表される繰り返し単位の重量であり、(III )は上記式(3)で表される繰り返し単位の重量である。]を満たすことを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物。
IPC (5件):
C08L 69/00 LPR
, C08G 63/668 NNH
, C08G 63/688 NNK
, C08L 69/00
, C08L 67:02
FI (3件):
C08L 69/00 LPR
, C08G 63/668 NNH
, C08G 63/688 NNK
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