特許
J-GLOBAL ID:200903088943072825

投射型映像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128798
公開番号(公開出願番号):特開平10-319523
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 簡単な構成で投射レンズに係る負担を軽減可能とすることにより、小型化及び低コスト化を可能にし且つ色分離特性及び光効率を向上させる。【解決手段】 偏光板としてのピンホール板12と液晶パネル6との間には、3枚のダイクロイック・ミラー13a〜13cがピンホール板12からの任意波長範囲の略平行光主光線に対し45度の角度で且つ所定距離等間隔で夫々平行となるように配設される。これらのダイクロイック・ミラー13a〜13cは照射された平行光を任意波長範囲にて透過しあるいは反射することにより、等角度の光に色分離する。こうして色分離された各色の光は液晶パネル6の対応する液晶パネル6の各液晶セル(開口部)6a〜6cに照射される。これにより、従来の角度制御による色分離同等の光利用効率を得るとともに、液晶パネル通過後の最大発散角を小さくして投射レンズにかかる負担を軽減することができ、その結果、装置の低コスト化及び小型化に寄与することができる。
請求項(抜粋):
光源より発する光を光軸と略平行に制御して略平行光を照射する照明手段と、前記照明手段により得られた略平行光の偏光方向を制限して照射する第1の偏光板と、旋光性を有する液晶セルがマトリックス状に配置され、任意液晶セルに任意電界を与えることにより旋光角を制御して入射光を変調する液晶パネルと、前記液晶パネルの投射側に配置され、前記液晶パネルを通過した光の任意偏光方向のみについて制限して照射する第2の偏光板と、前記第2の偏光板を通過した光をスクリーンに表示させるために拡大投射する投射レンズと、前記第1の偏光板と前記液晶パネルとの間に設けられ、前記照明手段により得られた略平行光主光線に対し45度の角度で且つ等間隔で併設された3つの反射面を備え、これらの反射面により前記第1の偏光板からの照射光に対し任意波長範囲にて透過あるいは反射することにより色分離を行い、前記液晶パネルに照射するダイクロイック・ミラーと、を具備したことを特徴とする投射型映像表示装置。
IPC (4件):
G03B 33/12 ,  G02F 1/13 505 ,  G03B 21/00 ,  H04N 9/31
FI (4件):
G03B 33/12 ,  G02F 1/13 505 ,  G03B 21/00 D ,  H04N 9/31 C

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