特許
J-GLOBAL ID:200903088947383876

優れた加工性を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板および高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-267310
公開番号(公開出願番号):特開2002-069575
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 引張強さTSが490〜880MPaで、引張試験における局部伸びの均一伸びに対する比が0.4〜0.8の優れた加工性を有する高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。【解決手段】 (%C)×((%Mn)×(%S))1/2≦0.008となるように限定された鋼を焼鈍温度からめっき浴に鋼帯を浸漬する過程でC、Si、P、Alの含有量によって規定される温度T=〔{8+3×(0.5×(%Si)+7×(%P)+(%Al))1/2}×(90-100×(%C))-273〕°C以下まで、700°CからT°Cまでの平均冷却速度2〜40°C/秒で冷却し、400°C以上T°C以下の温度で、特にその後合金化処理のため再加熱する場合には、その最高到達温度よりも30°C以上低い温度で15秒以上500秒以下保持するする、更に500〜600°Cに再加熱してめっき層を合金化した場合には高強度と秀逸した加工性が両立する。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.3〜1.8%、Mn:1.5〜2.8%、P:0.003〜0.05%、S:0.02%以下、Al:0.005〜0.5%、N:0.006%以下を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、更に、%C、%Mn、%SをそれぞれC、Mn、S含有量とした時に(%C)×((%Mn)×(%S))1/2≦0.008を満たし、その金属組織に含まれるマルテンサイトおよび残留オーステナイトがフェライトマトリクス中に孤立して存在して、その体積率V%とその最大径dμmとの積V×dが2〜20であり、引張試験における局部伸びの均一伸びに対する比が0.4〜0.8であることを特徴とする優れた加工性を有する高強度溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C22C 38/00 301 T ,  C21D 9/46 U ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/58
Fターム (27件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA05 ,  4K037EA06 ,  4K037EA11 ,  4K037EA15 ,  4K037EA16 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA20 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA28 ,  4K037EB05 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB12 ,  4K037FA02 ,  4K037FC04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE03 ,  4K037FJ05 ,  4K037FK02 ,  4K037FK03 ,  4K037GA05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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