特許
J-GLOBAL ID:200903088948259400

リニアモータ駆動式エレベータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-077021
公開番号(公開出願番号):特開平6-286950
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 非常停止指令が出た場合には、エレベータの走行状態に応じてエレベータかごを円滑に停止でき、停止状態を安全に保持することができる。【構成】 リニアモータで駆動されるエレベータかご1または釣合おもり4に搭載された、電磁石のコイル406A,406Bを消磁して所定の制動力を発生する複数のブレーキ装置のコイル406A,406Bに、少なくとも抵抗器R1,R2を有するエネルギー放出回路を並列に接続し、非常停止時に、各電磁石のコイル406A,406Bへの電源101からの電力の供給を一斉に断つとともに、前記複数のブレーキ装置の各エネルギー放出回路の抵抗値を所定の条件に応じて相互に変更し、非常停止時の複数のブレーキ装置間の制動開始時期をずらす。
請求項(抜粋):
ロープで釣瓶状に吊るされたエレベータかご及び釣合おもりをリニアモータで駆動するエレベータ手段と、前記エレベータかごまたは釣合おもりに搭載され、電磁石のコイルを消磁して所定の制動力を発生する複数の制動手段と、前記複数の制動手段の各電磁石のコイルに並列に接続され、少なくとも抵抗器を有するエネルギー放出回路と、前記各電磁石のコイルへ電力を供給する電源と、前記電源から前記各電磁石のコイルへの電力の供給を非常停止時に一斉に断つ電力遮断手段と、前記エネルギー放出回路の抵抗値を所定の条件に従って設定する抵抗値設定手段と、前記抵抗値設定手段により前記複数の制動手段の各エネルギー放出回路の抵抗値を相互に変更し、非常停止時の前記複数の制動手段間の制動開始時期をずらす制動開始時期遅延手段とを具備することを特徴とするリニアモータ駆動式エレベータの制御装置。
IPC (3件):
B66B 1/34 ,  B66B 9/02 ,  B66B 11/04

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