特許
J-GLOBAL ID:200903088949599531
空気調和装置の運転制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173226
公開番号(公開出願番号):特開平10-019337
出願日: 1996年07月03日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 空気調和装置自身が室内の熱的性能を認識し、これに基いて運転能力を調整し、据付けられる室内に適した運転能力を得る。【解決手段】 空気調和装置(1) の据付け後に空気調和装置(1) を運転させ、その空調空気の熱量(QRA)を利用して室内(R) から室外への熱の流出し易さを示す熱流出特性値を算出する。空調運転時に、熱流出特性値を利用して室内(R) の要求熱量を算出する。空調運転中の空調空気の熱量(QRA)が室内(R) の要求熱量に一致しているか否かを判定し、この両者が一致するように空気調和装置(1)の運転能力を変更する。
請求項(抜粋):
室内(R) に空調空気を供給して該室内(R) の空気調和を行う空気調和装置(1) と、室内(R) の熱的性能を認識するための認識運転時及び室内(R) の冷房或いは暖房を行う空調運転時に、空気調和装置(1) を運転させる運転手段(11)と、該運転手段(11)による空気調和装置(1) の運転時、該空気調和装置(1) が室内(R) に供給する空調空気の熱量(QRA)を算出する能力算出手段(12)と、上記認識運転時に、能力算出手段(12)の出力を受け、空調空気の熱量(QRA)を利用して室内(R) から室外への熱の流出し易さを示す熱流出特性値(K・A)を算出する特性値算出手段(13)と、上記空調運転時に、特性値算出手段(13)の出力を受け、熱流出特性値(K・A)を利用して室内(R) の要求熱量(Qr )を算出する熱量算出手段(14)と、この空調運転時に、能力算出手段(12)及び熱量算出手段(14)の出力を受け、室内(R) に供給している空調空気の熱量(QRA)が室内(R) の要求熱量(Qr )に一致しているか否かを判定する判定手段(15)と、同じく空調運転時に、判定手段(15)の出力を受け、室内(R) に供給する空調空気の熱量(QRA)が室内(R) の要求熱量(Qr )に一致していないとき、この両者(QRA, Qr )が一致するように空気調和装置(1) の運転能力を変更する能力変更手段(16)とを備えていることを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭62-009137
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特開平2-040438
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特開平2-306046
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