特許

J-GLOBAL ID：200903088957663117

新規なアコニチン型化合物及び鎮痛・抗炎症剤

発明者： 村山 光雄
出願人/特許権者： 三和生薬株式会社
代理人 (1件)： 南 孝夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-238312
公開番号（公開出願番号）：特開平7-112971
出願日： 1994年08月26日
公開日（公表日）： 1995年05月02日
要約：

【要約】 (修正有)【構成】 一般式(I)で表わされるアコニチン型化合物及びこれを有効成分として含有する鎮痛・抗炎症剤。〔式中、R1はH、OH、アルキルオキシ、脂肪族アシルオキシ;R2はH、OH;R3及びR4はH、Cl;R5はH、アルキル等;R6は脂肪族アシルオキシ、アルキルオキシであり、又はR6は15位炭素原子と共にカルボニルを形成する〕【効果】 一般式(I)の化合物は安全性が高く、強力な鎮痛作用を発現し、かつ、抗炎症作用を有しており単独で疼痛性及び炎症性の疾患に用いることができる他、モルヒネとの併用により、モルヒネの鎮痛作用を増強し、モルヒネの投与量を減らすことで、モルヒネの副作用を軽減することができ、有用性の高いものである。

請求項（抜粋）：

一般式(I)【化1】〔式中、R1は、(i)水素原子又は、(ii)水酸基又は、(iii)アルキルオキシ又は、(iv)脂肪族アシルオキシであり、R2は、水素原子又は水酸基であり、R3及びR4は、それぞれ、水素原子又はクロル原子であり、R5は、(i)水素原子又は、(ii)脂肪族のアルキル又はアシルであり、R6は、(i) 脂肪族アシルオキシ又はアルキルオキシであるか、又は、(ii)15位炭素原子と共にカルボニルを形成する基である。但し、R3が水素原子である場合は、R4はクロル原子であり、R4が水素原子である場合は、R3はクロル原子である。〕で表わされるアコニチン型化学構造を有する化合物及びその塩。

IPC (3件)：

C07D221/22 ,  A61K 31/435 AAH ,  A61K 31/435 ABE

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開平3-223255