特許
J-GLOBAL ID:200903088961704910
ステントを被覆する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
田澤 博昭
, 加藤 公延
, 田澤 英昭
, 濱田 初音
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-216235
公開番号(公開出願番号):特開2006-043450
出願日: 2005年07月26日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】移植可能な医療装置を被覆するための改善された方法を提供する。【解決手段】被膜の中に含まれている治療剤の安定性を改善するため、パリレンよりなるプライマー皮膜を形成した後、種々のポリマーおよび治療剤を含有しているベースコート溶液により処理し、さらに前記治療剤のガラス転移温度を高めて当該治療剤を自己酸化から保護するためのトップコート溶液により処理する工程により、前記治療剤が酸素に対する曝露から保護された移植可能な医療装置の調製方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
移植可能な医療装置を被覆するための方法において、
(a)パリレン層の供給および自己酸化の開始因子を減少させるために前記パリレン層をアニールする処理を含む、前記移植可能な医療装置にプライマー被膜を供給する処理、
(b)種々のポリマーおよび治療剤を含有している下部被膜溶液を調製して前記下部被膜溶液を前記パリレンにより被覆した前記移植可能な医療装置に供給する処理を含み、前記下部被膜溶液が酸素の存在および酸素に対する前記下部被膜溶液の曝露を減少させるための方法を利用して調製および供給され、さらに、前記治療剤のガラス転移温度を高めて前記治療剤を自己酸化から保護するための被膜構造を形成する処理、
(c)少なくとも1種類のポリマーを含有している上部被膜溶液を調製して前記上部被膜溶液を前記下部被膜溶液により被覆した前記移植可能な医療装置に供給する処理を含み、前記上部被膜溶液が酸素の存在および酸素に対する前記上部被膜溶液の曝露を減少させるための方法を利用して調製および供給され、さらに、前記治療剤のガラス転移温度を高めて前記治療剤を自己酸化から保護するための被膜構造を形成する処理、および
(d)最終的に、前記被覆した医療装置の検査、包装および滅菌処理を含む前記移植可能な医療装置を処理することを含み、前記最終的な処理が前記治療剤を自己酸化から保護する処理、遊離ラジカルの存在および遊離ラジカルに対する全ての材料の曝露を減少させて酸素の存在および酸素に対する全ての材料の曝露を減少させる処理を含む。
IPC (3件):
A61F 2/84
, A61F 2/02
, A61L 31/00
FI (3件):
A61M29/02
, A61F2/02
, A61L31/00 B
Fターム (28件):
4C081AC09
, 4C081CA271
, 4C081CE02
, 4C081DC03
, 4C081DC04
, 4C081EA06
, 4C097AA14
, 4C097BB01
, 4C097CC02
, 4C097DD02
, 4C097DD09
, 4C097EE02
, 4C097EE03
, 4C097MM05
, 4C167AA45
, 4C167AA46
, 4C167AA50
, 4C167AA55
, 4C167BB06
, 4C167BB26
, 4C167CC07
, 4C167CC09
, 4C167DD01
, 4C167FF05
, 4C167GG06
, 4C167GG16
, 4C167GG42
, 4C167GG43
引用特許:
審査官引用 (2件)
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被覆付植込式医療装置
公報種別:公表公報
出願番号:特願2000-565941
出願人:クックインコーポレイティド
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特開昭61-190418
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