特許
J-GLOBAL ID:200903088967563021

噴霧乾燥装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231597
公開番号(公開出願番号):特開平10-076101
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 装置の製造能力の変更、生成物品質の目標値の変更等、装置の運転条件を変更した場合であっても迅速に安定した制御を行うことができる噴霧乾燥装置の制御方法を提供する。【解決手段】 コントローラ14はCPU、メモリを備えて構成されており、システムの運転状態を示す上記の各測定データから熱収支を計算し熱損失を求める計算プログラムを有する。また、計算した熱収支から、目標値(乾燥粉水分、スラリー供給量等)の値の変更、及び必要であれば(関係式がわかっていれば)対応する物理量の値(排風温度、熱損失、粒状生成物温度)を変更し再度熱収支を計算し、目的の熱風温度及び/または風量を計算するプログラムを備えている。
請求項(抜粋):
原料を噴霧して粒子化し、該粒子化した原料を乾燥して所定の粒子状生成物を得る噴霧乾燥装置の制御方法において、前記噴霧乾燥装置を含むシステムに導入される物質及びシステムから排出される物質の温度を計測し、前記システムに導入される物質及びシステムから排出される物質の量を計測し、前記計測値に基づき前記システムにおける熱損失を演算し、前記システムに導入される物質及び前記システムから排出される物質の温度また量の内所定の物理量を設定値として与え、別の所定の物理量を未知数として前記システムの熱収支及び/または物質収支についての方程式をたて、前記方程式を解いて未知数を算出し、算出された未知数を含む物理量に基づいて前記噴霧乾燥装置の運転条件を設定することを特徴とする制御方法。
IPC (3件):
B01D 1/18 ,  B01J 2/02 ,  G05B 11/36
FI (3件):
B01D 1/18 ,  B01J 2/02 Z ,  G05B 11/36 K

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