特許
J-GLOBAL ID:200903088967583090

Nb3Al化合物系超電導線材の製造方法及びその方法により得られる超電導線材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-262727
公開番号(公開出願番号):特開2000-090754
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】密着性に優れた安定化材層を複合化できるNb3 Al化合物系超電導線材の製造方法とその線材を提供する。【解決手段】純Nbシート1及び純Alシート2を重ね合わせ、ジェリーロール積層複合体を作製する。この複合体を単芯ビレットとなした後、六角断面線材に加工後、Cu層を除去してシングル線6を製作する。このシングル線6を複数本別のNb管7に組み込み、さらにCu-Ni合金管8に挿入して多芯ビレット9とする。次いで、外皮のCu-Ni合金層を除去し、複合マルチ線材10を得る。得られたNb/Al複合線材に、Nb-Al過飽和固溶体を生成させ、この過飽和固溶体線材表面に、第1の安定化材層11を形成し、その上に第2の安定化材層を形成する。この線材を、真空中で一定時間、再度加熱処理してNb3 Al相を析出させることにより、安定化材層が付与されたNb3 Al化合物系超電導線材12を得る。
請求項(抜粋):
NbまたはNb合金とAlまたはAl合金からなる複合材を高融点金属またはその合金マトリックスで囲繞したシングル線材を複数本組み合わせ、それらの外周を高融点金属またはその合金からなるマトリックスで囲繞したマルチ線材を、所定温度以上に通電加熱後直ちに冷却してNb-Al過飽和固溶体を生成させ、次いで再度熱処理することによりNb3 Al相を析出させる、Nb3 Al化合物系超電導線材の製造方法において、前記マルチ線材の最外周に安定化材を複合化するに際し、前記通電加熱後直ちに冷却した後もしくは再度加熱処理後に、物理蒸着法により安定化材層を形成することを特徴とするNb3 Al化合物系超電導線材の製造方法。
IPC (2件):
H01B 12/10 ZAA ,  H01B 13/00 565
FI (2件):
H01B 12/10 ZAA ,  H01B 13/00 565 F
Fターム (10件):
5G321AA11 ,  5G321BA03 ,  5G321CA09 ,  5G321CA36 ,  5G321CA41 ,  5G321CA42 ,  5G321DC04 ,  5G321DC32 ,  5G321DC33 ,  5G321DC35

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