特許
J-GLOBAL ID:200903088973313100

ホワイトバランス装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-100909
公開番号(公開出願番号):特開平7-307953
出願日: 1994年05月16日
公開日(公表日): 1995年11月21日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ホワイトバランス制御のために使うことのできる時間、要求される精度、および白領域内の信号の個数によって適応的に制御して、撮影条件に影響されないホワイトバランス制御を行い、かつ色再現性を向上させる。【構成】 撮像信号を積分してホワイトバランス制御信号を生成する積分型の方式と、カウント方式、すなわち白領域内の信号と外部より設定可能な基準値とを比較した結果を用いてアップダウンカウンタ4にてアップダウンカウントを行い、個数をカウントする方式の2種類の方式の回路を有し、ホワイトバランス制御信号を生成する回路と、白領域内の信号の個数をカウントする回路とを備える。そしてさらにG信号を積分する回路を備える。【効果】 積分型とカウント型の2種類の方式を選択的に用いることにより、ホワイトバランス制御のために使うことのできる時間および信号レベルの差に適応したホワイトバランス制御を行うことができる。
請求項(抜粋):
色差信号および輝度信号によって、入力撮像信号が外部より設定可能な白領域の範囲に含まれているかどうかを判定する白検出手段(1)と、色差信号について外部より設定可能な基準値と比較し、その比較結果を出力する比較手段(3)と、上記白検出手段(1)より出力される判定結果に従い、白領域内の信号について、上記比較手段(3)より得られる比較結果によってアップカウントを行うかダウンカウントを行うかを区別してアップダウンカウントを行い、上記比較手段(3)において設定した基準値より大きい値と小さい値のどちら側の値の信号が何個多いかを表すホワイトバランス制御信号(カウント型ホワイトバランス制御信号)を生成する第1のカウント手段(4)と、上記白検出手段(1)より出力される判定結果に従い、白領域内の信号について、R(赤)、G(緑)、B(青)の3種類の信号レベルを積分してホワイトバランス制御信号(積分型ホワイトバランス制御信号)を生成する積分手段(2)と、撮影条件により、2種類のホワイトバランス制御信号、すなわち積分型ホワイトバランス制御信号とカウント型ホワイトバランス制御信号より選択し、R,G,Bのゲイン調整を行い、また上記白検出手段(1)に対し白領域の範囲を設定する制御手段(5)と、を備えたことを特徴とするホワイトバランス装置。
IPC (2件):
H04N 9/73 ,  H04N 9/04

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