特許
J-GLOBAL ID:200903088976179668

能動型騒音制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281821
公開番号(公開出願番号):特開平6-130970
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】演算負荷の大幅な増加及び入力が通常レベルにある場合の収束の遅延を招くことなく、過大入力があった場合の適応ディジタルフィルタのフィルタ係数の大幅な変動を防止し、安定した騒音低減制御が行えるようにする。【構成】騒音の発生状態を表す基準信号xk を適応ディジタルフィルタWkmでフィルタ処理して駆動信号ym を生成する駆動信号生成部11と、基準信号xk をラウドスピーカ及びマイクロフォン間の音響伝達特性を表すディジタルフィルタC^lmでフィルタ処理した値rklm と残留騒音信号el とに基づいて所定の更新式に従って騒音が低減するように適応ディジタルフィルタWkmのフィルタ係数Wkmi を更新するフィルタ係数更新部12と、残留騒音信号el に基づいてフィルタ係数更新部12内の更新式に含まれる収束係数をフィルタ係数Wkmi の更新量に反比例する方向に変更する収束係数変更部13と、を備えることとする。
請求項(抜粋):
騒音源から騒音が伝達される空間に制御音を発生可能な制御音源と、前記空間内の所定位置における残留騒音を検出し残留騒音信号として出力する残留騒音検出手段と、前記騒音源の騒音発生状態を検出し基準信号として出力する騒音発生状態検出手段と、フィルタ係数可変の適応ディジタルフィルタと、前記基準信号を前記適応ディジタルフィルタでフィルタ処理して前記制御音源を駆動する信号を生成する駆動信号生成手段と、前記残留騒音信号及び前記基準信号に基づき且つ所定の更新式に従って前記空間内の騒音が低減する方向に前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新する適応処理手段と、前記更新式に含まれる前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数の収束速度に関与する収束係数をそのフィルタ係数の更新量に反比例する方向に変更する収束係数変更手段と、を備えたことを特徴とする能動型騒音制御装置。
IPC (5件):
G10K 11/16 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 17/06 ,  H03H 21/00

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