特許
J-GLOBAL ID:200903088979587422

超硬合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-141242
公開番号(公開出願番号):特開平6-330220
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 合金の組織構造を,特異な微細構造にすることによって強度,硬度の優れた超硬合金を提供すること。【構成】 超硬合金は,95〜80重量%炭化物と5〜20重量%のコバルトからなり,炭化物は炭化物相を形成し,コバルトは結合相を構成する。炭化物相は,炭化タングステン粒子内に,炭化クロム又は炭化クロム化合物からなる粒子(α相)が分散している。この炭化タングステン粒子は,0.1〜1.0μmの範囲内の平均粒径を有し,また,α相は,200nm以下の平均粒径を有する。この炭化物は,0.5〜2.0重量%の範囲で炭化クロムを含有し残部が炭化タングステンからなる組成を有する。炭化物の原料として1300〜1600°Cの温度範囲で,タングステンと,カーボンブラックと,酸化クロム及び炭化クロムのうちの少なくとも一種からなるクロム成分とを水素もしくは真空雰囲気で複合化処理した粉末を用いる。
請求項(抜粋):
炭化物成分を含む超硬合金において,炭化タングステン粒子と,該タングステン粒子内に分散された炭化クロム及び炭化クロム化合物のうちの少なくとも一種からなるクロム化合物粒子とを前記炭化物成分として含んでいることを特徴とする超硬合金。
IPC (2件):
C22C 29/08 ,  C22C 1/05

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