特許
J-GLOBAL ID:200903088979768109

内燃機関用失火検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-008880
公開番号(公開出願番号):特開平7-217519
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 内燃機関の点火プラクに電圧を印加し、燃焼によるイオン電流の有無により失火を検出する内燃機関用失火検出回路において、点火プラクまでの線路等に発生する浮遊容量と回路の入力インピーダンスにより生じる誤動作を防止する失火検出回路を提供する。【構成】 イオン電流を電流/電圧変換する回路を、点火時の電流により充電されイオン電流検出のための所定の電圧に充電されるコンデンサ5の低電位側の電極とアースの間に接続される、コンデンサ5から電流を流出させるダイオード6と、流出させるダイオード17を設け、さらに反転入力がコンデンサ5の低電位側の電極に接続され非反転入力がアースに接続されたオペアンプ18で構成した。
請求項(抜粋):
内燃機関の気筒の点火プラグに正極性の電圧を印加し、燃焼による負極性のイオン電流を検出するイオン電流検出手段と、上記負極性のイオン電流を正極性の電圧に変換する電流/電圧変換手段と、からなる内燃機関用失火検出回路であって、上記イオン電流検出手段が、外部からの電流により充電され、上記正極性の電圧を保持するコンデンサと、このコンデンサの電圧を制限する電圧制限回路と、上記コンデンサの低電位側の電極とアースの間に上記コンデンサ側がアノードになるように接続され、上記コンデンサからの電流を流出させる第1のダイオードと、を含み、上記電流/電圧変換手段が、上記コンデンサと第1のダイオードの接続点とアースの間に上記コンデンサ側がカソードになるように接続され、上記コンデンサに電流を供給する第2のダイオードと、反転入力が上記コンデンサと第1のダイオードの接続点に接続され、非反転入力がアースに接続され、上記コンデンサから流出するイオン電流を電圧に変換するオペアンプを含む、入力インピーダンスの小さい回路からなり、上記電流/電圧変換手段の回路を入力インピーダンスを小さすることにより、この入力インピーダンスと回路に生じる浮遊容量により発生する誤検出を防止した内燃機関用失火検出回路。

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