特許
J-GLOBAL ID:200903088991417680

軽成分を釜残液より分留する方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-015834
公開番号(公開出願番号):特開平10-192602
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【目的】 軽成分を高沸点釜残液より分留するさいに高純度でかつ回収率の高い減圧精留方式を提供する。【構成】 低圧損失の充填物を設置した精留塔13の前段にフラッシュ蒸留器3を設けて原液を適当な液ガス比にフラッシュして減圧精留塔の中段に供給し、塔底部19には攪拌膜型蒸留器33を設けて軽成分を釜残液より留出して塔へ返送する。【効果】 上記目的を低い設備費によって達成できる。
請求項(抜粋):
混合物を分別蒸留(以下分留と称す)により軽成分留分と高沸点釜残液に分けるさいに、原液をまず間接加熱手段を備えた減圧フラッシュ蒸留器3に送り、所定比率のフラュシュ蒸気10と濃縮液11を得て、各々を減圧精留塔13の供給段22に送り、供給されたフラッシュ蒸気10は濃縮段16を上昇する間に軽成分がさらに濃縮され塔頂部14より留出し、コンデンサー25を経て所定の軽成分濃度の留出液を得る一方で、供給された濃縮液11は回収段18を流下する間に軽成分を失って塔底部19より攪拌膜型蒸留器33に至り、その伝熱面を流れるさいに攪拌羽根等により擾乱を受けつつ減圧下で一部気化され、発生した蒸気は、蒸気ライン39を経て再び塔底部19より回収段18に返送すると共に、その他は所定濃度の高沸点釜残液となり釜残液ライン43より排出することを特徴とする軽成分を釜残液より分留する方法。
IPC (4件):
B01D 3/06 ,  B01D 3/10 ,  B01D 3/28 ,  C10G 7/00
FI (4件):
B01D 3/06 Z ,  B01D 3/10 ,  B01D 3/28 ,  C10G 7/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭61-133101
  • 特開平3-065201
  • 特開昭62-180299

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