特許
J-GLOBAL ID:200903088992007400

スクリュプリプラ式射出成形機とその計量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-350531
公開番号(公開出願番号):特開平6-170900
出願日: 1992年12月04日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 スクリュプリプラ式射出成形機では、可塑化部で予備可塑化した溶融樹脂を射出シリンダに蓄積するので、その計量にばらつきがなく、成形品の品質も安定する。ところで、この射出シリンダと加熱シリンダとの間でバルブのような逆止弁のない逆止機構を採用したので、該逆止機構作動時に計量した樹脂の容積に変動が生じたため、その変動に追従して計量を安定化させようとする。【構成】 機械の始動時に予め計量位置を設定し、初回はその基準計量位置Sを基準として検出器3で計量してスクリュ12の回転を停止して前進することにより逆止機構を作動し、該逆止機構の作動後の計量位置を実計量位置Sbとして検出し、設定計量位置(初回は基準計量位置に等しい)So(またはSa)との変動分を演算して次回の設定計量位置Sa(またはSa)を演算決定し、以後、次回分を順次計算して追従させるようにした。
請求項(抜粋):
合成樹脂材料を可塑化溶融する可塑化室と、溶融した材料を計量して射出する射出室と、射出プランジャの後退位置を検出する検出器とを有し、可塑化室と射出室とが可塑化室の前端に開口する連通路によって連結されており、射出時に可塑化スクリュを前進させて前記連通路を閉塞するようにしたスクリュプリプラ式射出成形機において、各成形サイクル毎に射出室に蓄積する溶融材料についての初期設定された基準計量位置、各射出サイクルにおいてスクリュが回転停止するときの設定計量位置およびスクリュが前進して上記連通路が閉塞された後の実計量位置を記憶する記憶手段と、記憶された上記計量位置から新たな設定計量位置を算出する演算手段と、演算された設定計量位置で前の設定計量位置を更新する更新手段とを備えていることを特徴とする、スクリュプリプラ式射出成形機。
IPC (2件):
B29C 45/54 ,  B29C 45/76

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