特許
J-GLOBAL ID:200903088998307759

制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久寶 聡博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-433940
公開番号(公開出願番号):特開2005-188240
出願日: 2003年12月26日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】 ブレースの両端を引張定着不要なダンパーブレースを提供する。 【解決手段】本発明を構成する制振装置11は、ダンパー機構13と、4本のブレース15a,15b,15c,15dを備えたブレース機構14とから概ね構成してある。ここで、ダンパー機構13は、4つのブレース取付け用セグメント及び4つの履歴減衰セグメントが交互に配置されるように環状に接合してなる。ブレース機構14は、ダンパー機構13と同一面内において該ダンパー機構の中央開口に設定された仮想中心からほぼX字状に延びるブレース配置軸線に沿って4本のブレース15a,15b,15c,15dを配置するとともに該ブレースの基端を、上述したダンパー機構13のブレース取付け用セグメントにそれぞれ接合してある。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
4つのブレース取付け用セグメントと4つのせん断変形可能な履歴減衰セグメントとを該ブレース取付け用セグメント及び該履歴減衰セグメントが交互に配置されるように環状に接合してなるダンパー機構と、該ダンパー機構と同一面内において該ダンパー機構の中央開口に設定された仮想中心からほぼX字状に延びるブレース配置軸線に沿って4本のブレースを配置するとともに該ブレースの基端を前記ブレース取付け用セグメントにそれぞれ接合してなるブレース機構とを備えた制振装置を、矩形状をなすラーメン架構の構面に配置するとともに、前記4本のブレースの先端を前記ラーメン架構を構成する柱、梁、基礎又はそれらが取り合う隅部にそれぞれ接合してなり、前記履歴減衰セグメントを、水平方向にせん断変形する一対の水平セグメントと鉛直方向にせん断変形する一対の鉛直セグメントとで構成するとともに、前記鉛直セグメントのせん断変形高さL′が次式、 L′=L・(h/b) L; 水平セグメントのせん断変形高さ h; 前記ラーメン架構の高さ b; 前記ラーメン架構の幅 となるようにかつ、前記鉛直セグメントの復元力特性fV(γ)が次式、 fV(γ)=fH(γ)・(h/b) fV(γ);鉛直セグメントの復元力特性であり、せん断ひずみγに対する鉛直せん断力の大きさを示す一般式 fH(γ);水平セグメントの復元力特性であり、せん断ひずみγに対する水平せん断力の大きさを示す一般式 となるように前記水平セグメント及び前記鉛直セグメントを構成したことを特徴とする制振構造。
IPC (2件):
E04H9/02 ,  F16F7/12
FI (2件):
E04H9/02 311 ,  F16F7/12
Fターム (7件):
2D059AA03 ,  2D059BB37 ,  2D059GG13 ,  2D059GG40 ,  2D059GG55 ,  3J066BA04 ,  3J066BF01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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