特許
J-GLOBAL ID:200903089006142644
時間パラメータを決定するための方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
園田 吉隆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-517759
公開番号(公開出願番号):特表2003-507934
出願日: 2000年08月03日
公開日(公表日): 2003年02月25日
要約:
【要約】受信応答機能及び再送タイム-アウト機能を規定するプロトコル(TCP)を実施するデータ・ユニット送信機において再送タイム-アウト機能に係るパラメータ(RTO)を決定する方法及び装置。その特徴における一側面によれば、往復時間(RTT)の減少する値は、平均偏差パラメータ(RTTVAR)に対するそれらの影響に関して、往復時間の増加する値とは異なる形態で取り扱われる。他の側面によれば、前記パラメータ(RTO)の決定において用いる重みの値(g、h、w)が、それらのうちの少なくとも一つを時間変化するものとするように選定される。さらなる側面によれば、通信におけるスプリアス・タイム-アウトの数を表す値(SR)に基づく前記パラメータ(RTO)の計算もなされる。
請求項(抜粋):
通信の受信側から送信側へデータ・ユニットの正しい受信についての受信応答メッセージを送る受信応答機能を規定すると共にタイム-アウト期間内に受信応答が送信側に到達しない場合にデータ・ユニットを再送する再送タイム-アウト機能を規定するプロトコル(TCP)を実施するデータ・ユニット送信機における、当該再送タイム-アウト機能に係るパラメータ(RTO)を決定する方法であって、 与えられたデータ・ユニットの送信と当該与えられたデータ・ユニットに対応する受信応答の受信との間に経過する時間を表す往復時間の往復時間値(RTT)を測定する過程と、 少なくとも記憶された平滑化往復時間値(SRTT(old))及び当該測定した往復時間値(RTT)に基づき、新たな平滑化往復時間値(SRTT(new))を計算する過程と、 少なくとも記憶された平均偏差値(RTTVAR(old))、当該測定した往復時間値(RTT)及び当該記憶された平滑化往復時間値(SRTT(old))に基づき、時間の経過に対する前記往復時間値(RTT)の平均偏差を表す新たな平均偏差値(RTTVAR(new))を計算する過程と、 少なくとも当該新たな平滑化往復時間値(SRTT(new))及び当該新たな平均偏差値(RTTVAR(new))に基づき、前記パラメータ(RTO)を計算する過程とを有し、 当該新たな平均偏差値(RTTVAR(new))に対する当該測定した往復時間値(RTT)の寄与を、当該記憶された平滑化往復時間値(SRTT(old))に基づいて決定される所定の閾値(TH(SRTT(old)))よりも当該測定した往復時間値(RTT)が小さい場合に、当該所定の閾値(TH(SRTT(old)))よりも当該測定した往復時間値(RTT)が大きい場合とは異なるものにする ことを特徴とする方法。
Fターム (2件):
引用特許:
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