特許
J-GLOBAL ID:200903089008136935

エンジンの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-252452
公開番号(公開出願番号):特開平9-088737
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 大量の蒸発燃料混合気のパージ能力を確保しつつ、空燃比制御性の悪化を防止する。【解決手段】 目標パージ率補正係数設定部53で、目標パージ率補正係数PRTOLMDを、エバポ濃度係数設定部52で設定したエバポ濃度係数Kevpconとの乗算値がエバポパージによってエンジンに供給される燃料分を代表する指標として設定範囲内に収まるよう設定すると、パージ制御部54で、全パージ領域で一定の基本パージ率とするための基本デューティ比CPCMAPを目標パージ率補正係数PRTOLMDで補正してCPCバルブの駆動信号のデューティ比CPCDを算出する。これにより、エバポ濃度が低い状態では、PRTOLMD=1で一定のパージ率となって大量のエバポパージを行うことができるが、エバポ濃度が高くなると、PRTOLMD<1になり、エバポパージ量が減少方向に制御され、空燃比制御性の悪化を防止する。
請求項(抜粋):
燃料タンクからの蒸発燃料を貯溜するキャニスタと吸気系とを連通するパージ通路にパージ制御バルブを介装し、このパージ制御バルブを介して蒸発燃料混合気をパージするエンジンの蒸発燃料処理装置において、蒸発燃料混合気のパージが実行される全領域で一定の値に予め設定した基本パージ率と、この基本パージ率に対する補正係数とに基づいて、上記パージ制御バルブの開度を可変し、上記パージ通路からの蒸発燃料混合気のパージ量を制御するパージ制御手段と、蒸発燃料混合気の濃度に係る係数と上記基本パージ率に対する補正係数との乗算値を蒸発燃料混合気のパージによってエンジンに供給される燃料分を代表する指標として、この指標が設定範囲内になるよう上記基本パージ率に対する補正係数を初期値から等価的に無補正となる値までの間で漸次増加あるいは減少させて設定するパージ補正手段とを備えたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/14 310
FI (2件):
F02M 25/08 301 J ,  F02D 41/14 310 C

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