特許
J-GLOBAL ID:200903089012325831

スパークプラグ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-090981
公開番号(公開出願番号):特開平11-273827
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年10月08日
要約:
【要約】【課題】 ねじリーチが長く放熱性に優れ、かつ絶縁体の全長が過度に大きくなく生産性が良好であり、しかもフラッシュオーバ現象が生じにくいスパークプラグを提供する。【解決手段】 スパープラグ100においては、取付ねじ部7のねじリーチCが25mm以上と大きいので放熱特性に優れ、高負荷・高出力運転条件下でも長期の寿命を確保できる。さらに、端子金具13の後端縁を貫通孔6内において絶縁体2の後端縁よりも内側に引っ込めて位置させることで、絶縁体2の全長が過度に増大することなく生産性に優れ、しかもフラッシュオーバを生じにくいスパークプラグが実現される。ここで、絶縁体2の貫通孔6の軸線方向において、該絶縁体2の後端縁位置から、貫通孔6内の端子金具13の後端縁までの距離をA、主体金具1の後方側端面位置からの、絶縁体2の突出長さをBとして、A+Bは20mm以上、望ましくは25mm以上とするのがよい。
請求項(抜粋):
軸状の中心電極と、両端が開放する筒状に形成され、前記中心電極の外側に配置される主体金具と、その主体金具の前端側開口縁に結合されて前記中心電極の前端部と対向し、該中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極と、前記主体金具の後端側開口部から自身の後端部を突出させた状態で該主体金具の内側に配置されるとともに軸方向の貫通孔を有し、その貫通孔内に前記中心電極が配置される絶縁体と、前記絶縁体の貫通孔内において、前記中心電極の後端側にこれと一体に設けられた、又は導電結合層を間に挟んで前記中心電極と別体に設けられた軸状の端子金具部とを備え、前記主体金具の前端側外周面には取付ねじ部が形成されるとともに、その取付けねじ部よりも後端側において前記主体金具の外周面には、周方向に沿ってフランジ状のガスシール部が外向きに突出する形態で形成され、前記主体金具の軸方向において前記ガスシール部の前端縁位置から当該主体金具の前端縁位置までの長さを前記取付ねじ部のねじリーチと定義したときに、そのねじリーチが25mm以上であり、かつ前記端子金具部の後端縁が、前記貫通孔内において前記絶縁体の後端縁よりも内側に引っ込んで位置していることを特徴とするスパークプラグ。

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