特許
J-GLOBAL ID:200903089019968363
スターリング冷凍機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335306
公開番号(公開出願番号):特開平11-173694
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年07月02日
要約:
【要約】【課題】 圧縮ピストンやディスプレーサを板ばねによって弾性支持するようにしたスターリング冷凍機に対し、板ばねの配設枚数の削減と局部的な応力集中による割れの発生の回避とを両立する。【解決手段】 スターリング冷凍装置の振動型圧縮機(A)におけるピストン(7,7)を、板ばね(35,35)により固定部に弾性支持する。リニアモータ(15)のボビン(17)に駆動コイル(18)と並んで1対の補助コイル(28,28)を巻き付け、この補助コイル(28,28)に直流電源(30)から電流を供給して、この補助コイル(28,28)の電流をリニアモータ(15)の駆動磁石(16)による磁力と作用させて可動部(20)を往復動中立位置に付勢する。
請求項(抜粋):
シリンダ(3),(40),(50)と、該シリンダ(3),(40),(50)内に圧縮空間(8)または膨張空間(52)を区画形成するピストン部材(7),(51)とを備え、上記シリンダ(3),(40),(50)またはピストン部材(7),(51)の一方が固定部(6)とされている一方、他方はリニアモータ(15)の駆動部(17)に連結されていて該駆動部(17)と共に上記固定部(6)に対し相対移動可能な可動部(20)を構成しており、上記可動部(20)は、該可動部(20)の移動方向に変形可能であり且つ該移動方向に対して垂直な方向に変形不能な板ばね(35)により固定部(6)に弾性支持されていて、上記リニアモータ(15)の駆動により、板ばね(35)を弾性変形させながら可動部(20)を固定部(6)に対して往復動させて圧縮空間(8)のガスを圧縮しまたは膨張空間(52)のガスを膨張させるようにしたスターリング冷凍機において、上記可動部(20)が往復動の中立位置に付勢されるように電磁力からなる付勢力を可動部(20)に与える中立位置付勢手段(27)を設けたことを特徴とするスターリング冷凍機。
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