特許
J-GLOBAL ID:200903089020905871

PG自動調節装置、並びにインクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 博樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-078488
公開番号(公開出願番号):特開2003-266859
出願日: 2002年03月20日
公開日(公表日): 2003年09月25日
要約:
【要約】【課題】 PGを調節するだけのためにキャリッジを特定の位置まで移動させ、PG自動調節装置に機構的トリガを与えるといったキャリッジの移動動作を必要としないPG自動調節装置によって、PGの自動調節を実行することによる記録実行時のスループットの低下を少なくする。【解決手段】 太陽歯車3に記録紙搬送用モータ26の双方向の回転が伝達されることによって揺動体1は、その回転方向に揺動し、第1の遊星歯車4又は第2の遊星歯車5がPG調節歯車6に係合する。記録紙搬送用モータ26の双方向の回転は、太陽歯車3から第1の遊星歯車4又は第2の遊星歯車5を介してPG調節歯車6に伝達される。揺動体1の揺動を係止するストッパー2は、係止部2が揺動体1に係合して揺動体1の揺動を係止する。軸14に伝達される給紙用モータ15の回転によって、ストッパー2による揺動体1の係止と解除を行う。
請求項(抜粋):
記録紙にインクを吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジと、該キャリッジを主走査方向に往復動可能に軸支するキャリッジガイド軸と、前記記録紙を副走査方向に搬送する記録紙搬送手段と、該記録紙搬送手段に向けて前記記録紙を給紙する自動給紙手段と、双方向に回転可能に軸支されたPG調節歯車と、該PG調節歯車と係合し、該PG調節歯車の双方向の回転によって、前記記録ヘッドのヘッド面と前記記録紙の記録面との平行状態を維持したまま前記キャリッジガイド軸を上下動させて、前記記録ヘッドのヘッド面と前記記録紙の記録面との間の間隔を調節するPG調節手段とを備えたインクジェット式記録装置のPG自動調節装置であって、前記記録紙搬送手段の回転駆動力源としての記録紙搬送用モータが回転していない状態において、前記PG調節歯車と非係合状態にあり、前記記録紙搬送用モータが回転することによって、前記PG調節歯車と係合し、該PG調節歯車へ前記記録紙搬送用モータの回転を伝達する回転伝達機構を有する構成を成すモータ回転伝達手段と、前記記録紙搬送用モータが回転しても前記モータ回転伝達手段が前記PG調節歯車と係合しない如く、前記モータ回転伝達手段を係止するストッパーと、前記自動給紙手段の回転駆動力源としての給紙用モータの回転に連動したカム機構によって、前記ストッパーによる前記モータ回転伝達手段の係止を解除するストッパー解除手段とを備え、前記ストッパー解除手段によって、前記ストッパーによる前記モータ回転伝達手段の係止を解除した状態で、前記記録紙搬送用モータを双方向に回転させることによって、前記モータ回転伝達手段を介して前記PG調節歯車を双方向に回転させ、前記PG調節手段により前記記録ヘッドのヘッド面と前記記録紙の記録面との間の間隔を調節する、ことを特徴としたPG自動調節装置。
IPC (4件):
B41J 25/308 ,  B41J 2/01 ,  B41J 23/02 ,  B41J 25/304
FI (4件):
B41J 23/02 A ,  B41J 25/30 G ,  B41J 3/04 101 Z ,  B41J 25/30 L
Fターム (14件):
2C056EC11 ,  2C056EC33 ,  2C056EC37 ,  2C056HA28 ,  2C056HA38 ,  2C064AA03 ,  2C064AA05 ,  2C064CC04 ,  2C064CC05 ,  2C064DD05 ,  2C064DD13 ,  2C064FF01 ,  2C064FF03 ,  2C064FF06

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