特許
J-GLOBAL ID:200903089026182758

空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130773
公開番号(公開出願番号):特開平10-318588
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 室内ユニットの複数の温度センサにおいて、室内熱交換器の入口出口のどちらか一方の温度センサからの温度検知値と圧縮機の入口出口の圧力センサからの圧力値から室内熱交換器の残りの温度センサの値を予測する。【解決手段】 室内熱交換器入口,出口付近のどちらか一方に設置された温度センサからの信号を演算する温度演算手段41と、圧縮機の入口出口付近に設置された圧力センサからの信号を演算する圧力演算手段42と、圧力演算手段の圧力値から冷媒循環量を演算する循環量演算手段43と、冷媒循環量演算手段43で演算された冷媒循環量を基に室内熱交換器7の圧力差を演算し、入口温度が既知なら出口温度を出口温度が既知ならば入口温度を演算する代替温度演算手段48を設けることにより、一つの温度センサにて室内熱交換器の入口出口温度を検知し、コスト削減を可能とする。
請求項(抜粋):
圧縮機と室外熱交換器と室外送風機とからなる室外ユニットと、膨張弁と冷媒分流器と室内熱交換器と室内送風機とからなる室内ユニットとから構成され、前記圧縮機,前記室内熱交換器,前記冷媒分流器,前記膨張弁,前記室外熱交換器,前記圧縮機を順次冷媒配管にて環状に接続して冷媒を循環させ暖房サイクルを形成し、前記室内熱交換器の入口もしくは出口配管付近のどちらか一方に設置された室内配管温センサと、前記室内配管温センサが前記室内熱交換器の入口出口のどちらに設置しているかを判定するセンサ設置判定手段と、前記室内配管温センサからの温度信号を温度値に変換する温度演算手段と、前記圧縮機入口付近に設置された圧縮機入口配管圧力センサと、前記圧縮機の出口付近に設置された圧縮機出口配管圧力センサと、前記圧縮機入口配管圧力センサと前記圧縮機出口配管圧力センサからの圧力信号を圧力値に変換する圧力演算手段と、前記圧力演算手段で演算された圧力値から前記冷媒の循環量を演算する循環量演算手段と、前記循環量演算手段で演算された循環量と前記圧力演算手段で演算された前記圧縮機の出口付近の圧力値から前記冷媒配管分の圧力損失を演算し前記室内熱交換器入口付近の圧力値を演算する室内熱交入口圧力演算手段と、前記室内熱交入口圧力演算手段で演算された前記室内熱交換器の入口付近の圧力値と前記循環量演算手段で演算された循環量から前記室内熱交換器の出口付近の圧力値を演算する室内熱交出口圧力演算手段と、前記室内熱交換器の入口付近の温度が既知の場合、前記室内熱交入口圧力演算手段で演算された前記室内熱交換器の入口付近の圧力値から前記室内熱交換器の入口エンタルピを演算する入口エンタルピ演算手段と、前記入口エンタルピ演算手段で演算された入口エンタルピから前記室内熱交換器の出口エンタルピを予測する出口エンタルピ予測手段と、前記出口エンタルピ予測手段で予測された出口エンタルピと前記室内熱交出口圧力演算手段で演算された前記室内熱交換器の出口圧力値から前記室内熱交換器の出口温度を逆算する出口代替温度演算手段とを備え、前記室内熱交出口付近の温度が既知の場合、前記室内熱交出口圧力演算手段で演算された前記室内熱交換器の出口付近の圧力値から前記室内熱交換器の出口エンタルピを演算する出口エンタルピ演算手段と、前記出口エンタルピ演算手段で演算された出口エンタルピから前記室内熱交換器の入口エンタルピを予測する入口エンタルピ予測手段と、前記入口エンタルピ予測手段で予測された入口エンタルピと前記室内熱交出口圧力演算手段で演算された前記室内熱交換器の入口圧力値から前記室内熱交換器の入口温度を逆算する入口代替温度演算手段と、前記入口代替温度演算手段もしくは前記出口代替温度演算手段により得られた前記室内熱交換器の入口もしくは出口の温度値から前記膨張弁の開度を決定し制御するアクチュエータ駆動手段からなる第1制御装置を備えたことを特徴とする空気調和装置。
IPC (3件):
F24F 11/02 103 ,  F24F 11/02 102 ,  F25B 1/00 304
FI (3件):
F24F 11/02 103 A ,  F24F 11/02 102 Z ,  F25B 1/00 304 T

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