特許
J-GLOBAL ID:200903089027385873
送信ビーム形成方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-228829
公開番号(公開出願番号):特開平10-075110
出願日: 1996年08月29日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 移動局での平均受信SIRを最大とすることができ、希望波、干渉波の各パスの到来方向情報を必要としない。【解決手段】 アンテナエレメントE-1〜E-Nの各受信信号をサンプリングして、スナップショットベクトルXk を得、Xk と既知パターンDとの相関ベクトルPj を求め(4)、そのPj のM個からその相関行列Rp を求め(6)、Rp の最大固有値と対応する固有ベクトルyを求め(8)、またXk のL個からその相関行列Rx を求め(10)、W=R-1x y/(yH R-1x y)により送信重みベクトルWを求め(12)、この要素をE-1〜E-Nから送信される信号の対応するものに乗算する(16)。
請求項(抜粋):
N個(Nは2以上の整数)アンテナエレメントを持つ無線通信用の送受信装置において、i番目(i=1,2,...,N)のアンテナエレメントに入力される信号に、送信重みベクトルW=(w1,w2,...,wN)の要素wiを乗算してアンテナ指向性パターンを制御し、その制御された指向性パターンを用いて送信するその送信ビーム形成方法において、上記アンテナエレメントの各々の受信信号をサンプリングしてk番目のサンプルに対するスナップショットベクトルXk を得る過程と、上記スナップショットベクトルXk に送受両者で既知のパターンDk を乗算してXk Dk を得る過程と、L1 個(L1 は2以上の整数)のスナップショットベクトルXk について、Rx =(1/L1)ΣL1k=1 Xk XH kを演算して行列Rx を求める過程と、( Hは共役転置を示す)、L2 個(L2 は2以上の整数)の乗算結果Xk Dk についてPj =(1/L2 )ΣL2k=1 Dk XH kを演算してベクトルPj を求める過程と、M個のベクトルPj についてRp =(1/M)ΣM j=1 Pj PH jを演算して行列Rp を求める過程と、行列Rp の固有値問題:Rp y=λyを解いて絶対値が最大の固有値に対応する固有ベクトルyを得る過程と、上記行列Rx 、固有ベクトルyについてW=R-1x y/(yH R-1x y)を演算して上記送信重みベクトルW=(w1,w2,...,wN)を求める過程とを具備することを特徴とする送信ビーム形成方法。
IPC (3件):
H01Q 3/26
, H04B 7/02
, H04B 7/06
FI (3件):
H01Q 3/26 C
, H04B 7/02 Z
, H04B 7/06
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