特許
J-GLOBAL ID:200903089028873898

移動局装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118805
公開番号(公開出願番号):特開平9-307942
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、通信中に他の基地局の受信電界強度の測定が可能な移動局装置において、全基地局の受信電界強度の測定所要時間を短縮する。【解決手段】 RSSI測定部200は通信相手の以外の他の基地局の受信電界強度測定を行なう。RSSI測定テーブル更新部201は当該基地局と前記受信電界強度をRSSI測定テーブル10に更新する。周辺基地局情報テーブル更新部203は、RSSI測定テーブル10をもとに受信電界強度順に周辺基地局テーブル11を更新する。移動先基地局検出部204は周辺測定用基地局テーブル12を参照し通信先の基地局2の受信電界強度より高く最大の受信電界強度の基地局検出を行なう。監視基地局切替部205は、測定用基地局テーブル12より次の監視対象となる基地局4へ切替え、再びRSSI測定部200により当該基地局4の受信電界強度の測定を開始する。
請求項(抜粋):
周波数帯が異なる無線チャネルが割り当てられた複数個の基地局の無線ゾーンを結合したサービスエリア内を移動し、移動に際して逐次受信電界強度の高い無線チャネルを選択して当該無線チャネルが割り当られている基地局とデータ通信を行う移動局装置であって、各基地局に割り当られた無線チャネルを記憶しているチャネル記憶手段と、記憶されているチャネルの中から現在通信中以外の一つのチャネルを選択する選択手段と、選択されたチャネルにおける受信電界強度を単位時間測定する測定手段と、測定中の受信電界強度が所定の閾値を下回ったか否かを監視する監視手段と、受信電界強度が所定の閾値を下回った場合、選択手段にそのチャネルの選択を解消させて他のチャネルを選択させるチャネルスキップ手段と、受信電界強度が所定の閾値を上回っている限り測定手段による各単位時間当たりの測定結果を積算する積算手段と、単位時間当たりの測定が所定回繰り返された場合、その積算値を測定結果として確定する確定手段と、確定された積算値によって与えられる受信電界強度と、現在通信中のチャネルにおける受信電界強度を比較する比較手段と、積算値によって与えられた受信電界強度の方が大きいと判定された場合、通信チャネルを現在通信中のチャネルから選択手段で選択されている無線チャネルに切り替えるチャネル切替手段と、積算値によって与えられた受信電界強度の方が小さいと判定された場合、選択手段に別のチャネルを選択させる選択手段とを備えることを特徴とする移動局装置。
IPC (2件):
H04Q 7/22 ,  H04Q 7/38
FI (3件):
H04B 7/26 107 ,  H04B 7/26 109 C ,  H04B 7/26 109 N

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