特許
J-GLOBAL ID:200903089037058641

液体クロマトグラフにおける移動相の温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-024204
公開番号(公開出願番号):特開平7-055782
出願日: 1991年01月24日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】カラムからの熱に起因する測定結果の不正確さを解消し得る液体クロマトグラフにおける移動相の温度制御装置を提供する。【構成】注入器とカラム3の入口に連接される流入用細管1と、カラムの出口と検出器に連接される流出用細管2とを、一部において互いに熱接触するように配置し、カラムから出て検出器に導入される高温(又は低温)の液体の熱を、注入器から入る低温(又は高温)の液体に伝導して、検出器における測定の正確さを阻害する熱を除去すると共に、カラムに流入する液体を最適な分離温度に近づけて、該液体の温度調整に必要な加熱(又は冷却)用電力を減少する。このカラム3は、該カラムに熱的に連接されたレシービィングピース7、及び該ピースの底面に設けられ、温度制御ユニット13で供給電力の制御がなされる加熱体(又は冷却体)によって加熱(又は冷却)されて、温度調整される。
請求項(抜粋):
一端が分離カラムの入口に連接され、他端が液体クロマトグラフの注入器に連接された流入用細管と、一端が分離カラムに連接され、他端が液体クロマトグラフの検出器に連接された流出用細管と、からなる液体クロマトグラフであって、前記分離カラムに熱的に連接されたレシービィングピースと、制御可能な方法によって該レシービィングピースを加熱又は冷却するための温度に影響を及ぼす手段とを有し、かつ前記流入用細管の一部と流出用細管の一部を、互いに熱的に連接させて、該流入用細管と流出用細管の間で熱交換が生じ得る領域を形成するように、配置してなることを特徴とする液体クロマトグラフにおける移動相の温度制御装置。

前のページに戻る