特許
J-GLOBAL ID:200903089039025821

瞳孔径計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 長七 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252686
公開番号(公開出願番号):特開平10-094517
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】瞳孔の画像から瞳孔径をリアルタイムに得ることができる瞳孔径計測装置を提供する。【解決手段】TVカメラで撮像した瞳孔の画像を白黒判定部1に入力する。各走査線の開始時点でカウンタ4をリセットし、クロック発生部3からのクロック信号の計数を開始する。カウンタは白黒判定部1の出力の変化点で計数を停止する。バッファ6には当該走査線より前の走査線について求めたカウンタの計数値のうり最小値が格納されている。比較部8では、カウンタ4の出力値とバッファ6の出力値との比較を行ない、小さい方の値を外部出力とするようにセレクタ5を制御する。1画面分の走査が終了した時のセレクタ5の出力が、瞳孔の中心を通る1本の直線と瞳孔の輪郭線とが交差する左側の端点に対応している。
請求項(抜粋):
瞳孔を含む所定の空間領域を撮像し受光面に形成された瞳孔の像を通る複数本の走査線上での受光量に対応したアナログ信号を連続的に出力する撮像装置を有し、撮像装置の出力に基づいて瞳孔の中心を通る1本の直線と瞳孔の輪郭線とが交差する2つの端点間の距離を瞳孔径として求める瞳孔径計測装置であって、撮像装置から出力されるアナログ信号を規定の閾値と比較することにより瞳孔と他の部位とを判別した2値信号を出力する白黒判定部と、撮像装置から出力される同期信号に基づいて上記各走査線上での走査の開始時点を検出する同期分離部と、各走査線上での走査の開始時点に同期するクロック信号であって1本の走査線上で走査を行なっている期間に十分に多くのクロック信号を発生するクロック発生部と、1本の走査線上での走査の開始時点からクロック信号の計数を開始し白黒判定部の出力値の変化点のうち着目する変化方向の変化点が生じるたびに計数を停止しその計数値を出力するカウンタと、当該走査線より前の走査線について求めたカウンタの計数値のうちの最小値と最大値との少なくとも一方を格納したバッファと、カウンタの計数値とバッファの格納値とを比較し1本の走査線上で走査の開始側に位置する一方の端点については小さい方の値を選択し他方の端点については大きい方の値を選択するようにセレクト信号を出力する比較部と、セレクト信号に基づいてカウンタの計数値とバッファの格納値との一方を外部出力とするセレクタとを備えることを特徴とする瞳孔径計測装置。

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