特許
J-GLOBAL ID:200903089039296477
ポリビニルアルコールの精製方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
安富 康男 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-533088
公開番号(公開出願番号):特表平11-504374
出願日: 1996年05月06日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】ポリビニルアルコールを、攪拌下に、20〜100%の水蒸気含量の水不飽和の雰囲気中で、熱処理を行うポリビニルアルコールの精製方法。本発明の方法は、追加の乾燥工程を行うこともできる。アルコール含量、特にメタノール含量が1%未満であり、エステル含量、特に酢酸メチル含量が1%未満であるポリビニルアルコールも記載されており、これは、大きさが数ミリメートルのフレーク状、又は、好適には600μmより大きい平均粒子径を持つ粉末状として得られる。
請求項(抜粋):
1/ ポリビニルアルコールを、攪拌下に、水蒸気含量が20〜100質量%の水不飽和の雰囲気中で熱処理を行うことを特徴とするポリビニルアルコールの精製方法。2/ 処理は、40〜100質量%、好ましくは60〜100質量%の水蒸気含量の雰囲気によって行うものである前記請求項記載の方法。3/ 処理は、更に希釈気体を含有する雰囲気中で行うものである前記請求項のいずれか1項記載の方法。4/ 希釈気体は、窒素、空気、又は、処理条件下でPVAに対して不活性であるその他の気体から選択されるものである前記請求項記載の方法。5/ 処理は、過熱された純水の水蒸気の雰囲気下で行うものである請求項1又は2いずれか1項記載の方法。6/ 処理は、80〜350°Cの気体導入温度で行うものである前記請求項のいずれか1項記載の方法。7/ 処理は、処理の開始時に、処理雰囲気の露点付近の温度のポリビニルアルコールに対して行うものである前記請求項のいずれか1項記載の方法。8/ 処理の間PVAに接している水蒸気量が、乾燥したPVAの1キログラム当たり0.2〜0.8kgの量で処理を行うものである前記請求項のいずれか1項記載の方法。9/ 処理は、少なくとも0.5絶対barの圧力で行うものである前記請求項のいずれか1項記載の方法。10/ 生成したPVAに追加の加熱乾燥処理を行う第二の工程を実行する前記請求項のいずれか1項記載の方法。11/ 水分を含んだPVAに対して、アルコール含量、特にメタノール含量が1重量%未満であり、エステル含量、特に酢酸メチル含量が1重量%未満であって、側面が最大10mmの大きさであるフレーク状のポリビニルアルコール。12/ 水分を含んだPVAに対して、アルコール含量、特にメタノール含量が1重量%未満であり、エステル含量、特に酢酸メチル含量が1重量%未満であって、600μmより大きい平均粒子径を持つポリビニルアルコール。13/ 水分を含んだPVAに対して、アルコール含量、特にメタノール含量が0.5重量%未満であり、エステル含量、特に酢酸メチル含量が0.5重量%未満である請求項11又は12いずれか1項記載のポリビニルアルコール。
IPC (3件):
C08F 8/12
, C08F 6/00
, C08F 16/06
FI (3件):
C08F 8/12
, C08F 6/00
, C08F 16/06
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭48-052890
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特開昭64-026604
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