特許
J-GLOBAL ID:200903089045313375
無電位に配置されたセンサ部材を有する電気化学的なセンサ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-520669
公開番号(公開出願番号):特表平9-510298
出願日: 1995年11月28日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】本発明では、ガス混合気、特に内燃機関の排気ガス中の酸素含有量を測定するための、金属ケーシング(11)内に無電位に配置されたセンサ部材(14)を有する電気化学的なセンサ(10)が提案される。センサ部材(14)は、電極(25,26)と接続部(27,28)とを有する片側の閉じた管の形態で、酸素イオン伝導性の固体電解質成形体(23)を有し、かつ金属製シールリング(20)を介してケーシング(11)内に挿嵌されている。前記固体電解質成形体(23)の外表面に沿って延びる接続部(27)は、少なくともシールリング(20)の領域において電気絶縁層(21)によってカバーされている。付加的にシールリング(20)の領域内の絶縁層(21)の上には、固体電解質成形体(23)の周囲に張設された延性のカバー層(31)が設けられており、該カバー層(31)を介してセンサ部材(14)がシールリング(20)上に載設されている。
請求項(抜粋):
電極と導電性接続部とを有する酸素イオン伝導性の固体電解質成形体を備えた無電位に配置されたセンサ部材が設けられており、該センサ部材がシールリングを介して金属製ケーシング内に挿嵌されており、かつ前記ケーシング寄りの接続部が、少なくともシールリングの領域において電気絶縁層によってカバーされている形式の、ガス混合気特に内燃機関の排気ガス中の、酸素含有量を測定するための電気化学的なセンサにおいて、少なくともシールリング(20)の領域で電気絶縁層(21)上に延性のカバー層(31)が配置されており、該カバー層(31)によってセンサ部材(14)がシールリング(20)上に載設されていることを特徴とする、無電位に配置されたセンサ部材を有する電気化学的なセンサ。
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