特許
J-GLOBAL ID:200903089056004633

ポリカーボネートの調製におけるホスゲンの効率的な使用法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-221201
公開番号(公開出願番号):特開平7-165902
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 水酸化物水溶液、及び、有機溶剤の二相反応媒質中におけるホスゲン(COCl 2 ) 及びビスフェノール[HO-(PH)-C(CH 3 ) 2 -(PH)-OH] の界面反応によりポリカーボネートを製造する方法において、ホスゲンの使用量を低減する。【構成】 当該反応において、該反応媒質中の水の量を高い塩濃度からもたらされる高いイオン強度の条件がホスゲン化の終了段階で達成されるように制御し、且つ、該反応媒質のpH値を8〜10の範囲に制御し、それにより、ホスゲンの過剰使用量が「理論条件の約15%過剰量」よりも低減される。
請求項(抜粋):
ホスゲンとビスフェノールとを、水酸化物水溶液及び有機溶剤を含有する二相反応媒質中でホスゲンが消費される際にアルカリ塩が形成されるように、界面反応させることによるポリカーボネートの製造法において、反応媒質中の水の量及びイオン種の濃度を比較的高いイオン強度条件が達成されるように制御する段階、及び、pHを反応の終了間際に約8ないし約10の範囲に制御する段階、を含んで成る、ポリカーボネートの製造法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-002216
  • 特開平4-270729

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