特許
J-GLOBAL ID:200903089067839036

熱式空気流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-226905
公開番号(公開出願番号):特開平10-068647
出願日: 1996年08月28日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 空気通路中に設置された流量測定用感温抵抗と温度補償用感温抵抗のいずれの断線も検出できるようにする。【解決手段】 流量測定用感温抵抗11と温度補償用感温抵抗12とを並列に設けたブリッジ回路16の中間点B,C間の電位差に応じてオペアンプ20がパワートランジスタ19を制御することで、ブリッジ回路16を平衡状態に保ち、流量測定用感温抵抗11側の中間点Bの電位VB をオペアンプ24で増幅し、その出力電圧VG から空気流量を測定する。ブリッジ回路16の両中間点B,Cにトランジスタ23のベースとエミッタを接続し、このトランジスタ23のコレクタをオペアンプ24の反転入力端子(-)に接続する。これにより、流量測定用感温抵抗11と温度補償用感温抵抗12のいずれが断線した場合でも、オペアンプ24の出力電圧VG が正常動作電圧範囲外となり、断線が検出される。
請求項(抜粋):
空気通路中に設置された流量測定用感温抵抗と温度補償用感温抵抗とを並列に設けたブリッジ回路と、このブリッジ回路が平衡状態となるように該ブリッジ回路に流す電流値を制御する電流制御手段とを備え、前記ブリッジ回路が平衡状態になっている時の該ブリッジ回路の前記流量測定用感温抵抗側の中間点の電位(以下「ブリッジ回路の出力電圧」という)に基づいて空気流量を測定する熱式空気流量計において、前記ブリッジ回路の中間点間の電位差を監視し、該ブリッジ回路が異常になった時に該ブリッジ回路の出力電圧を該ブリッジ回路の正常動作電圧範囲外の電圧に変化させて出力する出力手段を備えていることを特徴とする熱式空気流量計。
IPC (2件):
G01F 1/68 ,  G01P 5/12
FI (2件):
G01F 1/68 ,  G01P 5/12 M
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開2051-300915

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