特許
J-GLOBAL ID:200903089082365016

多重シャッタによる動背景除去機構を持つデジタルスチルカメラおよびその撮影方法ならびに撮影制御プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院生命工学工業技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-171073
公開番号(公開出願番号):特開平11-004377
出願日: 1997年06月12日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】 周囲の人が途絶える前にシヤッタを切っても動く物体の映像が取り除かれて動きの少ない被写体のみを撮影可能にする。【解決手段】 所定時間間隔で3回以上連続撮影し、各撮影毎にCCD上に得られた1画面分の画像データをRAMの所定領域にそれぞれ記憶する(S1)。撮影時の手ぶれの影響を軽減するため1枚目の画像を標準として2枚目以降の画像の位置ずれ量を検出する(S2)。計算された位置ずれ量を用いながら、複数枚の画像データの対応する画素毎に画像演算を行い、動いている物体を削除した合成映像を得る(S3)。得られた合成映像の画像データを大容量外部記憶装置へ保存する(S4)。S3では、各画素毎に1枚目と2枚目の画像データの画素値を比較して等しければ、1枚目の画素値を採用する。3枚目と1枚目の画素値が等しければ1枚目の画素値を採用し、3枚目と2枚目の画素値が等しければ2枚目の画素値を採用する。
請求項(抜粋):
シャッタボタンの押し下げに応じて所定のまたは指定された時間間隔をおいて3回以上シャッタを開閉するシャッタ駆動手段と、該シャッタの開閉により固体撮像素子上に結像され光電変換された3枚以上の画像デ-タをそれぞれ所定の領域に記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記憶された前記3枚以上の画像データから各画素毎に画素値が一致するか否かを順次判別する判別手段と、該判別手段により一致したと判別された画素値を順次用いて1画面分の映像を合成する映像合成手段と、該映像合成手段で合成された前記映像を出力対象の撮影画像として記憶する第2の記憶手段とを具備したことを特徴とするデジタルスチルカメラ。
IPC (4件):
H04N 5/225 ,  G06T 1/00 ,  H04N 5/232 ,  H04N 5/91
FI (4件):
H04N 5/225 Z ,  H04N 5/232 Z ,  G06F 15/66 470 A ,  H04N 5/91 J

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