特許
J-GLOBAL ID:200903089094033655

感染性医療廃棄物処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-293967
公開番号(公開出願番号):特開平8-131531
出願日: 1994年11月02日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 平成5年に改正された廃棄物処理法に準処し、無臭・無煙のもとに滅菌・減量し、更に廃棄処理物の自動梱包を可能にする。【構成】 感染性医療廃棄物を容器に収納した投入物7を昇降機構5で投入室1に投入。投入物は内容物と共に水をかけつつ案内刃1e、破砕刃1fで破砕される。送り機構室2はバンドヒータ9で加熱され、破砕物を溶融しつつ搬送し、発生するガスはガス・蒸気排出口2cからガス処理室4へ送られ、溶融物が排出室3に送られる。ガス処理室4では水タンク40,41、ラジエータ42、洗浄器43、脱臭器44で無臭・無煙化してブロア45で大気中へ放出する。排出室3では溶融物をカッター3aで裁断し冷却して出口のシャッタ3c付近に集積する。シャッタ3cを開けるとストッカ箱6aに裁断物が落下し、一般廃棄物として梱包される。
請求項(抜粋):
感染性医療廃棄物を収納した容器(投入物)を投入する密閉可能な投入口と、投入された投入物をその内容物と共に破砕する破砕機構と、破砕物に蒸気発生用水を吹きかける注水機構とを備える投入室と; 投入室からの破砕物を搬送する送り機構を備える送り機構室であってその送り機構が送り刃の径と軸の径との大小関係により当該送り機構室で発生する高圧ガス・蒸気が投入室側へ逆流するのを防止する構造になっている送り機構室と; 搬送される破砕物を滅菌できる程度の温度で溶融させるべく送り機構室を加熱するヒータと;送り機構室の側部から取り出した溶融過程で生ずる前記ガスを無臭・無煙化して大気中に排出し、前記蒸気を水に還元するガス処理室と; 送り機構室から送られて来る溶融した廃棄処理物を裁断するカッターと、裁断した廃棄処理物を一般産業廃棄物の収納容器に投入できる程度にまで冷却する機構とを備える密閉可能な排出室と; を備えたことを特徴とする感染性医療廃棄物処理装置。
IPC (2件):
A61L 11/00 ,  A61G 12/00

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