特許
J-GLOBAL ID:200903089095577551

手書き文字認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小杉 佳男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220448
公開番号(公開出願番号):特開平6-068307
出願日: 1992年08月19日
公開日(公表日): 1994年03月11日
要約:
【要約】【目的】本発明は、手書き文字認識方法に関し、木構造の各段に多数のノードが配列されているような基本ストロークのデータベースを参照して文字コードを求める場合であっても、その文字コードを求めるまでの時間が極めて短時間で済む。【構成】手書き文字のストローク列を推論機構を用いて基本ストローク列に変換し、この基本ストローク列を、複数の基本ストロークが再出現を許容して木構造の各ノードに配列され、該各ノードに必要に応じて所望データが付され、木構造の枝を辿り辿った先に存在するノードに付された該データから文字コードを求めることにより、辿った道筋に沿う順序に前記基本ストロークが配列されてなる基本ストローク列を文字コードに変換する符号化装置に入力して文字コードに変換する。この符号化装置の基になる基本ストロークの木構造(データベース)には、図4に示すように各ノードにノード番号(1),(2),...が付されている。
請求項(抜粋):
手書き文字の各ストロークを、あらかじめ定められた1つもしくは複数の基本ストロークに分類する所定の推論機構と、複数の前記基本ストロークが再出現を許容して木構造の各ノードに配列され、該各ノードに必要に応じて出力データが付され、前記木構造の枝を辿り辿った先に存在するノードに付された出力データから文字コードを求めることにより、辿った道筋に沿う順序に前記基本ストロークが配列されてなる基本ストローク列を文字コードに変換する、前記基本ストロークを入力する基本ストローク入力部と、前記各ノードに付されたノード番号をラッチするラッチ回路を有しこのラッチ回路にラッチされた前記ノード番号を入力するノード番号入力部と、入力された前記基本ストローク及び前記ノード番号に基づいて、これら入力された基本ストローク及びノード番号により定められるノードと一致するノードを検出する一致検出部とを備えた一致検出回路部、および前記一致検出部で検出されたノードに付されたノード番号を出力して前記ラッチ回路に入力するノード番号出力部と、前記一致検出部で検出されたノードに前記出力データが付されている場合に該出力データを出力する出力部とを備えた符号化回路部を具備する符号化装置とを用意し、前記所定の推論機構を用いて手書き文字のストローク列を1つ又は複数の基本ストローク列に変換し、前記符号化装置を用いて前記基本ストローク列を文字コードに変換することを特徴とする手書き文字認識方法。

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