特許
J-GLOBAL ID:200903089099903968

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-169735
公開番号(公開出願番号):特開2000-282178
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】トラクション係数が高く異物が混入している潤滑下で使用される場合でも、剥離寿命の長い転がり軸受を提供する。【解決手段】転がり軸受を構成する内輪および外輪用の鉄鋼材料として、炭素(C)の含有率が0.65重量%以上1.10重量%以下であり、クロム(Cr)の含有率が2.0重量%以上6.0重量%以下であるものを使用する。この鉄鋼材料で形成した後に、焼入れ、焼き戻し、研磨仕上げを施して、内輪および外輪の軌道面に5nm以上300nm以下の厚さのクロム酸化膜(Cr2 O3 )を形成する。トラクション係数が高く水が混入している潤滑下で使用する場合には、粒径が50nm以上300nm以下であるモリブデン炭化物および/またはバナジウム炭化物の微細粒子をマトリックス中に分布させる。
請求項(抜粋):
転がり軸受を構成する内輪、外輪、および転動体のうちの少なくともいずれかは、炭素(C)の含有率が0.55重量%以上1.10重量%以下であり、クロム(Cr)の含有率が2.0重量%以上9.0重量%以下である鉄鋼材料で形成された後に、焼入れ、焼き戻し、研磨仕上げが施されることにより得られ、軌道輪の軌道面および/または転動体の転動面に5nm以上300nm以下の厚さのクロム酸化膜(Cr2 O3 )を有するものであることを特徴とする転がり軸受。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/18 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/62
FI (5件):
C22C 38/00 301 Z ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/18 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/62
Fターム (8件):
3J101AA01 ,  3J101BA10 ,  3J101BA70 ,  3J101DA03 ,  3J101DA11 ,  3J101EA03 ,  3J101FA31 ,  3J101GA11

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