特許
J-GLOBAL ID:200903089111324677

軸封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長屋 二郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-127443
公開番号(公開出願番号):特開平8-303606
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は従来例で生じていた異物16による固定リング8の面に及ぼすすじ状の磨耗傷発生の懸念が回避され、安定したシール特性を示すメカニカルシールを提供するにある。【構成】 従来形のメカニカルシールにおいて、回転リング3に設けられていた螺旋溝4の外周に排出溝52を新設するとともに、該螺旋溝4と該排出溝52とに回転時交さくするような固定リング8の対応面位置に連結溝51を新設したことを特徴としている。
請求項(抜粋):
回転軸(2)に固定した回転リング(3)と該回転軸を囲繞するケーシング(1)にインサート(7)を介して取付けた固定リング(8)とで軸封面を形成して高圧室(P1 )と低圧室(P2 )との間をシールするものにおいて、前記固定リング(8)のシール面に設けられた環状溝(9)と、前記固定リング(8)に設けられ前記環状溝と前記高圧室(P1 )とを連通する複数の連通穴(10)と、回転リング(3)に設けられ前記環状溝(9)で区画された半径方向の高圧側の面に回転軸(2)の回転と共に前記環状溝(9)内の流体を半径方向高圧側に移送する複数の螺旋溝(4)と、該螺旋溝(4)の外周に設けられた排出溝(52)と、該螺旋溝と排出溝とに交さくするように設けられた複数個の連結溝(51)とを有してなる軸封装置。

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