特許
J-GLOBAL ID:200903089121303848
核磁気共鳴プローブ用コイルとその製作法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501057
公開番号(公開出願番号):特表2000-508054
出願日: 1996年06月03日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】核磁気分光器使用ならびに核磁気顕微鏡検査のための共振コイル、およびその製作法が提供される。このコイルは、分布した誘導性要素を形成する導電材料の入れ子構造の遮断されたループの形をしており、またそのループの全周にわたって分布した静電容量を持つ複数の容量性要素を有している。このコイルは、非導電性の基板上に超電導材料の薄膜として形成されることが好ましい。この発明の1態様では、コイル内の電流密度は誘導性要素と、互いの間に均一なギャップを有する1組のテーパを付けた交互嵌合式コンデンサを備えることによって一定に保たれる。本発明によって、このコイルの電流容量は最大限にされる。本発明は更に、基板上の導電性材料の膜にパターンを付けて、最終的なコイルの所望周波数より低い共振周波数を有するコイルにし、次にそのコイルが増大する電流にさらされる装置、好ましくは運転中に用いられるような磁界内の装置にそのコイルを入れ、最終的に、コイルの容量性要素の一部の除去によってトリミングされた所望の共振周波数になるように、そのコイルをトリミングすることによって、コイルを製作する方法を提供する。
請求項(抜粋):
複数の入れ子型ループを形成する導電性材料の薄膜を含む、磁気共鳴分光器使用または磁気共鳴顕微鏡検査のためのRFコイルであって;前記ループは各々、ギャップを画定する非導電性領域によって遮断され;隣接するループ同士は、どのループのギャップも隣接ループのギャップのごく近くには配置されないように入れ子構造になっており;各ループは第1のフィンガーと第2のフィンガーとを有して、フィンガーは前記コイルの隣接するギャップ同士の間に配置されたループの一部によって画定され;それによって、前記ループは誘導性要素を形成し、1つのループの第1のフィンガーは別のループの隣接フィンガーと共に容量性要素を形成するようにしたことを特徴とするRFコイル。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開平4-024019
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核磁気共鳴を用いた検査装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-061820
出願人:株式会社日立製作所
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