特許
J-GLOBAL ID:200903089122656779

携帯用機器における不良データ識別装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 教光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-109525
公開番号(公開出願番号):特開平9-297713
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 不良データの発生時にはこれを識別することができ、特に、携帯用機器でフラッシュメモリが使用された場合、不意な電源断が生じてもこの電源断によって生じた不良データを識別できること。【解決手段】 フラッシュメモリ10は2セクタ分のフラグ部10aと、以降のnセクタ分のデータ部10bで構成される。データの書込信号を受けると始めにフラグ処理手段23がフラグ部10aのデータに対応したフラグを「設定」した後、データ処理手段25はデータ部10bにデータを書き込む。データの書込終了後にフラグ処理手段23は「設定」されたフラグを「解除」復帰させる。データの読出信号を受けると、異常識別手段27は、フラグ処理手段23で読み出されたフラグに「設定」状態のフラグがあると、このフラグに対応するデータが不良データであると識別し、異常信号を出力する。
請求項(抜粋):
処理部(7)の実行処理で機器が動作し、データを同機器内部に設けられた記憶媒体に書込記憶する携帯用機器における不良データ識別装置において、機器の電源断後においてもデータを記憶状態に保持する前記記憶媒体としてのフラッシュメモリ(10)と、該フラッシュメモリをセクタ単位でフラグ部(10a)と、データ部(10b)に分割させ、データ部へのデータの書き込みに対応してフラグ部のフラグを設定し、データ部からのデータの読み出し時には該データに対応するフラグを読み出し、該フラグの状態に基づき書き込みが異常な不良データを識別するメモリ管理手段(8)と、を具備し、機器に対するデータの書込中における不意な電源断で生じた不良データを識別することを特徴とする携帯用機器における不良データ識別装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-003218
  • 特開昭59-058699

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