特許
J-GLOBAL ID:200903089127186967

ベーンポンプの圧力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-311341
公開番号(公開出願番号):特開2002-115672
出願日: 2000年10月11日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 出力ポートの圧力変動を小さくすることのできるベーンポンプVPの圧力調整弁を提供すること。【解決手段】 ボディ1に組み付けられる上記圧力調整弁SVは、出力圧力を導いたシート47に対向してシート前後の差圧を制御するポペット44を移動自在に収容し且つポペットを収容したバルブケース146の2次圧力室146Aを、バルブケースに設けられた内側緩衝孔146Bを介してその外周側に設けられた環状の内側緩衝溝146Cに連通させるとともに、当該内側緩衝溝をコネクタ145に設けられた外側緩衝孔145Aを介して、その外周側に設けられた環状の外側緩衝溝146Cに連通するように、上記バルブケースをコネクタに結合し、上記ポペットをソレノイドSdにより駆動してシート前後の差圧を制御するように構成され、上記2次圧力室を、内側緩衝孔,内側緩衝溝,外側緩衝孔,外側緩衝溝及び還流孔1Rを介して低圧通路1Cに連通させること。
請求項(抜粋):
駆動軸がエンジンに連結されエンジンの回転数に応じて吐出量が変化するベーンポンプと、このベーンポンプを負荷に接続する流路の途中に設けた絞りを介して負荷への供給圧力を制御する圧力制御弁と、この圧力制御弁の出力圧力を調整する圧力調整弁とを備え、圧力制御弁は、ボディと、前記絞りの上流側のベーンポンプの吐出側に接続した圧力室と、タンクに連通する低圧通路と、前記ボディに摺動自在に組み込んだスプールと、このスプールを挟んで圧力室の反対側に設けられた制御ばね室と、この制御ばね室に収容されスプールを左方に付勢する制御ばねとから構成され、上記圧力制御弁の上流側の圧力を前記スプールの左方の圧力室に、また下流側の圧力を右方の制御ばね室に導き、前記絞り前後の差圧が所定圧力以上になったとき、圧力室の圧力と制御ばね室間の差圧によるスプールの右方への推力が前記制御ばねの反力に打ち勝って前記スプールを移動させ、そのスプールの位置に応じた開度で圧力室を前記低圧通路に開口させて負荷への供給圧力を制御するとともに、圧力調整弁は、上記圧力制御弁の制御ばね室の圧力をソレノイドの励磁電流によって調整するようにしたベーンポンプにおいて、ボディに組み付けられる上記圧力調整弁は、出力圧力を導いたシートに対向してシート前後の差圧を制御するポペットを移動自在に収容し且つポペットを収容したバルブケースの2次圧力室を、バルブケースに設けられた内側緩衝孔を介してその外周側に設けられた環状の内側緩衝溝に連通させるとともに、当該内側緩衝溝をコネクタに設けられた外側緩衝孔を介して、その外周側に設けられた環状の外側緩衝溝に連通するように、上記バルブケースをコネクタに結合し、上記ポペットをソレノイドにより駆動してシート前後の差圧を制御するように構成され、上記2次圧力室を、内側緩衝孔,内側緩衝溝,外側緩衝孔,外側緩衝溝及び還流孔を介して低圧通路に連通させることを特徴とするベーンポンプの圧力調整装置。
IPC (2件):
F04C 15/04 311 ,  F04C 2/344 331
FI (2件):
F04C 15/04 311 D ,  F04C 2/344 331 J
Fターム (16件):
3H040AA03 ,  3H040BB11 ,  3H040CC18 ,  3H040CC22 ,  3H040DD27 ,  3H040DD28 ,  3H040DD37 ,  3H040DD40 ,  3H044AA02 ,  3H044BB05 ,  3H044CC16 ,  3H044CC22 ,  3H044DD15 ,  3H044DD16 ,  3H044DD28 ,  3H044DD42
引用特許:
審査官引用 (2件)

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