特許
J-GLOBAL ID:200903089128380406

4サイクルエンジンの潤滑構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-373601
公開番号(公開出願番号):特開2000-199419
出願日: 1998年12月28日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 主にエンジンの横倒し状態の使用時において、燃焼不良を発生させることなく、かつ、動弁室でのオイルの戻しが確実に行える構成を備えたエンジンの潤滑構造をを提供する。【解決手段】 クランク室16近傍に設けられた油溜室18からクランク室および吸・排気の各バルブ機構を収納した動弁室34に送油して各部の潤滑を行い、オイルを循環させる4サイクルエンジンの潤滑装置において、油溜室がクランク室と仕切られ、いかなる傾斜状態でも外部に油漏れしないように構成され、クランク室と動弁室とを連通する連通路32と、クランク室に発生する正圧によりクランク室内のオイルミストを連通路を介して動弁室に送る第2送油手段70とを備え、動弁室と油溜室とを連通するように戻し油路84、84’を穿設して構成し、戻し油路における動弁室での開口には、オイル中に先端を浸漬可能なオイル吸い込み手段130が着脱可能に設けられている。
請求項(抜粋):
クランク室(16)近傍に設けられた油溜室(18)から前記クランク室(16)および吸・排気の各バルブ機構を収納した動弁室(34)に送油して各部の潤滑を行い、オイルを循環させる4サイクルエンジンの潤滑装置において、前記油溜室(18)が前記クランク室(16)と仕切られ、いかなる傾斜状態でも外部に油漏れしないように構成され、前記油溜室(18)の傾斜状態に拘わらず常に先端が該油溜室(18)の油面下に存在するように構成された吸入部(40)を有し、前記クランク室(16)に発生する負圧により前記油溜室(18)内のオイルを前記吸入部(40)から前記クランク室(16)へ送る第1送油手段(46)と、前記クランク室(16)内に設けられ、前記第1送油手段(46)によって送られたオイルを攪拌してオイルミスト化する攪拌部と、前記クランク室(16)と前記動弁室(34)とを連通する連通路(32)と、前記クランク室(16)に発生する正圧により前記クランク室(16)内のオイルミストを前記連通路(32)を介して前記動弁室(34)に送る第2送油手段(70)と、前記動弁室(34)と前記油溜室(18)とを連通するように戻し油路(84、84’)を穿設して構成するとともに、該戻し油路(84、84’)の中途から分岐形成されていて、上死点位置にあるピストン(24)のスカート部(24A)直下部に位置する開口(24B)に連通可能な吸油路(90)とを設け、前記戻り油路(84、84’)には、前記動弁室(34)に位置する開口に対して着脱可能に設けられ、前記エンジンの横倒し状態の際にオイル中に先端を浸漬させることが可能なオイル吸い込み手段(130)が配置されていることを特徴とする4サイクルエンジンの潤滑構造。
IPC (5件):
F01M 11/06 ,  F01M 1/04 ,  F01M 1/06 ,  F01M 9/06 ,  F01M 11/00
FI (6件):
F01M 11/06 Z ,  F01M 1/04 ,  F01M 1/06 Q ,  F01M 1/06 D ,  F01M 9/06 B ,  F01M 11/00 H
Fターム (21件):
3G013AA04 ,  3G013AB03 ,  3G013BA04 ,  3G013BB12 ,  3G013BC11 ,  3G013BD07 ,  3G013BD27 ,  3G013BD46 ,  3G013BD47 ,  3G013CA00 ,  3G013CA01 ,  3G013CA13 ,  3G015AA04 ,  3G015AB03 ,  3G015BA09 ,  3G015BB11 ,  3G015BE03 ,  3G015CA04 ,  3G015CA19 ,  3G015DA10 ,  3G015EA14

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