特許
J-GLOBAL ID:200903089132340850

パルス音探知方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071711
公開番号(公開出願番号):特開平10-268020
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 背景雑音レベルが急激に上昇した場合でも、背景雑音レベルの推定が正しく実施され、かつ、背景雑音をパルス成分として検出し続けることを防ぐことができるパルス音探知方法及びその装置を提供する。【解決手段】 入力端子1、周波数分割処理部2、閾値算出処理部6、及び出力端子7に、新たに瞬時パワー算出処理部11、パルス成分検出処理部12、背景雑音レベル推定処理部13、及び広帯域レベル算出処理部14、長時間平均レベル算出処理部15、広帯域検出処理部16を追加し、周波数ビン毎の比較処理により、閾値を越える狭帯域分析結果が存在し、かつ、広帯域での比較処理により、広帯域レベルの急激な変化が検出されなかった場合に関してのみ、閾値を越えた狭帯域分析結果をパルス音と判定する。
請求項(抜粋):
音源から放射されたパルス音をセンサで受信した信号の狭帯域分析結果もしくはセンサアレイで受信し整相したビーム出力の狭帯域分析結果を入力とし、背景雑音レベルの推定値から算出した閾値と、前記狭帯域分析結果との周波数ビン毎の比較処理により、前記狭帯域分析結果中のパルス音の存在する狭帯域成分の判定を行うと共に、前記狭帯域分析結果中にパルス音が存在しないと判定された場合にのみ、前記狭帯域分析結果を用いて前記背景雑音レベルの推定を行うパルス音探知方法において、(a)前記狭帯域分析結果を周波数方向に加算することにより、前記狭帯域分析結果の広帯域レベルを算出し、(b)前記背景雑音レベルの推定結果を周波数方向に加算することにより、前記広帯域レベルの長時間平均レベルを算出し、(c)前記広帯域レベルと該広帯域レベルの長時間平均レベルとを広帯域で比較処理することにより、前記広帯域レベルの急激な変化を検出し、(d)前記周波数ビン毎の比較処理により、閾値を越える前記狭帯域分析結果が存在し、かつ、前記広帯域での比較処理により、前記広帯域レベルの急激な変化が検出されなかった場合にのみ、前記閾値を越えた狭帯域分析結果をパルス音と判定することを特徴とするパルス音探知方法。
IPC (3件):
G01S 3/86 ,  G01H 3/12 ,  G01S 7/292
FI (4件):
G01S 3/86 ,  G01H 3/12 ,  G01S 7/292 A ,  G01S 7/292 E
引用特許:
出願人引用 (9件)
  • パルス音探知方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-040797   出願人:沖電気工業株式会社
  • 信号形式判定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-024928   出願人:防衛庁技術研究本部長, 沖電気工業株式会社
  • 超音波ノイズ判定方法及び超音波距離測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-230277   出願人:松下電器産業株式会社
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