特許
J-GLOBAL ID:200903089139753999

画像形成装置の定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-040330
公開番号(公開出願番号):特開平5-210329
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 熱ロール方式の定着装置において、定着ロールから用紙を剥離するための剥離爪部材を用いずに、用紙の剥離を行わせるとともに、定着されたコピーの品質を向上させるようにする。【構成】 熱ロール方式の定着装置1において、加熱源11を設けた上部定着ロール10では、ロールコア12の表面に弾性体13を被覆し、上部定着ロール10に対向して配置する下部定着ロール15では、弾性体13よりも薄い弾性体18を設けている。そして、前記2つの定着ロールの弾性体13、18の表面の粗さが0.3μm Rz以上に設定するが、該上部定着ロール10に比較して、下部定着ロール15の弾性体の表面の粗さが略同等か、または、下部定着ロ-ルの表面がより大きな粗さを持った表面として形成する。また、前記上部定着ロールの表面の光沢を30ggu以上に設定することにより、カラートナー画像の定着に際して、品質の良好なコピーを得ることができるようにする。
請求項(抜粋):
2つの定着ロールを対向させて配置し、一方の定着ロールを他方の定着ロールに向けて押圧し、両ロールの間にトナ-画像を担持する用紙を通して定着する定着装置であって、少なくとも一方の定着ロールに加熱源を設け、各々の定着ロールをロールコアの表面に弾性体を被覆したものとして構成してなる装置において、前記下部定着ロールにおける弾性体の表面の粗さが0.3μm Rz以上で、かつ、用紙のトナー画像担持面が当接する上部定着ロールと、下部定着ロールとの表面の粗さが略同等か、または下部定着ロールがより大きな値の粗さを持った表面として形成されることを特徴とする画像形成装置の定着装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/00 108 ,  G03G 15/01 ,  G03G 15/20 106
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-244488
  • 特開昭63-259582
  • 特開平2-269379
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