特許
J-GLOBAL ID:200903089140939206

ガラス-セラミック焼結体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-165877
公開番号(公開出願番号):特開平9-020553
出願日: 1995年06月30日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【構成】SiO2 、Al2 O3 、MgO、ZnOおよびB2 O3 からなるガラスを30〜70重量%と、Ca酸化物およびZr酸化物あるいはそれらの化合物を酸化物換算による合量で15〜69重量%、SrTiO3 を全量中1〜41重量%の割合になるように混合した混合粉末を成形後、800°C〜1000°Cの非酸化性雰囲気中で焼成し、ZrO2 結晶相1と、スピネル型結晶相2、アノーサイト型結晶相および/またはスロワオナイト型結晶相3、ペロブスカイト型結晶相4、およびガラス相5を含むガラス-セラミック焼結体を得る。【効果】高い誘電率と強度を有するために、マイクロ波用基板として小型化を可能とするとともにリードの接合や実装における基板の信頼性を向上できる。しかも、Au、Ag、Cu等による配線と同時焼成できる。
請求項(抜粋):
Zr、Caを酸化物換算による合量で全量中15〜69重量%と、Sr、Tiを酸化物換算による合量で全量中1〜41重量%、Si、Al、Mg、ZnおよびBを酸化物換算による合量で30〜70重量%の割合で含むガラス-セラミック焼結体であって、該焼結体が、ガラス相と、ZrO2 結晶相と、ペロブスカイト型結晶相と、スピネル型結晶相と、Ca、Srの少なくとも1種とAlおよびSiからなる複合酸化物結晶相とを含むことを特徴とするガラス-セラミック焼結体。

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