特許
J-GLOBAL ID:200903089152920330

輸液用容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-047472
公開番号(公開出願番号):特開平8-238300
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 操作が容易で、混合された薬液が漏れる虞がなく、部品点数が少ない、無菌的に薬剤と溶解液を混合することのできる輸液用容器の提供。【構成】 薬剤容器1、溶解液容器5、両頭針4、バイアルキャリア2、ガイドカプセル3及びキャップ6とから構成されており、両頭針4のハブ上面には1対のカム42が軸対称に形成されており、バイアルキャリア2の外壁には該カムと係合して両頭針を回転させる1対のカム押圧部21が形成されており、薬剤容器1を下方移動させたとき、両頭針4の上部穿刺針によって薬剤容器1の口部が刺通されるとともに、両頭針4は回転してガイドカプセル3との掛止状態が解除され、更に薬剤容器1とともに下方移動し、両頭針4の下部穿刺針によって溶解液容器5の連通口の密封部材が刺通されることにより、薬剤容器1と溶解液容器5とが連通するようにしたことを特徴とする輸液用容器。
請求項(抜粋):
口部が穿刺針で刺通可能な栓で密封された薬剤容器と、薬液取出口と穿刺針で穿刺可能な密封部材で密封された薬剤容器との連通口とをその両端に有する押圧変形自在な合成樹脂製の溶解液容器と、前記薬剤容器の口部と前記溶解液容器の連通口の間に介在された、上部穿刺針と下部穿刺針及びハブからなる両頭針と、前記薬剤容器を保持し、該薬剤容器を下方向に移動させるバイアルキャリアと、開放端と前記溶解液容器の連通口との結合端及び前記両頭針を係止する係止部とを有し、前記バイアルキャリアと両頭針を収容して、前記バイアルキャリアの下方移動を案内するガイドカプセルと、該ガイドカプセルの解放端を密閉するとともに前記薬剤容器の一部を収容して保持するキャップとから構成されており、前記両頭針はそのハブの上面に1対のカムが軸対称に形成されており、前記バイアルキャリアはその外壁に前記カムと係合して両頭針を回転させる1対のカム押圧部が形成されており、前記薬剤容器を下方移動させたとき、両頭針の上部穿刺針によって薬剤容器の口部が刺通されるとともに、前記両頭針が回転して前記ガイドカプセルとの係止状態が解除され、更に薬剤容器とともに下方移動し、前記両頭針の下部穿刺針によって溶解液容器の連通口の密封部材が刺通されることにより、薬剤容器と溶解液容器とが連通するようにしたことを特徴とする輸液用容器。
IPC (3件):
A61J 1/20 ,  B65D 25/08 ,  B65D 77/04
FI (4件):
A61J 3/00 314 B ,  B65D 25/08 ,  B65D 77/04 F ,  A61J 3/00 316 A

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