特許
J-GLOBAL ID:200903089153171196

データ通信システム及びデータ通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-140536
公開番号(公開出願番号):特開平10-336274
出願日: 1997年05月29日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 回線断から復旧した後にアプリケーションに負荷をかけることなくアプリケーション間通信の再開を自動的に行う。【解決手段】 クライアント10の通信処理部13は、アプリケーションからのデータを送信データ情報保持部14に一時保持すると共に通信回線5を介してサーバ30へ送信する。回線断によるデータ送信エラーが発生すると、復旧後に一時保持したデータを再送する。サーバ30の通信処理部33は、通信回線5を経由して送られてきたデータをアプリケーションに渡すと共に受信データ情報保持部34に一時保持する。その後、受信確認応答を返す。但し、回線復旧後のデータ受信であれば、受信したデータと保持したデータとを比較し、一致すれば、二度渡し防止のために受信データをアプリケーションへ渡さずに受信確認応答を返す。通信処理部13は、受信確認応答を受け取ると、保持したデータを消去する。
請求項(抜粋):
通信回線を介してデータ通信を行うアプリケーションを実行するアプリケーション実行手段と、所定の通信手順に基づき回線の接続、切断、復旧処理及びその旨の通知を行う回線制御手段と、を備えたコンピュータを有するデータ通信システムにおいて、受信側コンピュータは、受信データに関する情報を一時保持するための受信データ情報保持手段と、受信データをアプリケーションに渡すとともに受信データに関する情報を前記受信データ情報保持手段に書き込む受信側通信処理手段と、を有し、前記受信側通信処理手段は、通信回線復旧後にデータを受信したとき、前記受信データ情報保持手段に保持した受信データ情報に基づき、通信回線復旧後に受信したデータがすでに受信済みであると判断したときにはアプリケーションへのデータ渡し及び受信データ情報の前記受信データ情報保持手段への書込みを行わないことを特徴とするデータ通信システム。
IPC (3件):
H04L 29/14 ,  G06F 13/00 357 ,  G06F 15/00 320
FI (3件):
H04L 13/00 311 ,  G06F 13/00 357 Z ,  G06F 15/00 320 D
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-214829
  • 特開昭63-206051

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