特許
J-GLOBAL ID:200903089153385390

可変波長光フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-132979
公開番号(公開出願番号):特開平8-005976
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 複屈折板と1/2波長板をそれぞれ1個づつ用いて偏波依存性の解消を図ることができる液晶を用いた安価な可変波長光フィルタを提供することを目的とする。【構成】 光ビームAは複屈折板23に入射されて直進する偏波成分Pと屈折する偏波成分Sとに分離される。偏波成分Pはそのまま直進して液晶セル32を透過し、直角プリズム91で折り返され、再び液晶セル32および複屈折板23を直進して出射される。一方、偏波成分Sは1/2波長板13を透過するとき、偏波状態がPに変換され、P偏光の状態で液晶セル32を透過し、直角プリズム91で折り返された後、再び液晶セル32を透過した後、1/2波長板13に入ってS偏光の状態に戻り、直進で折り返してきたP成分と合流し光ビームBとして出射される。
請求項(抜粋):
入射光を、偏波状態の異なる第1の光ビームと第2の光ビームとに分離する1つの複屈折板と、前記第2の光ビームが透過する1つの1/2波長板と、前記第1の光ビームと前記1/2波長板を透過した前記第2の光ビームとが入射する1個のファブリペローエタロン構造の液晶セルと、該液晶セルを透過した前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームが共に進行方向を180度変更し、再び前記液晶セルに入射するように配置された光学部品とを含み、該光学部品を経て再び前記液晶セルを透過した前記第1の光ビームは再び前記複屈折板に入射し、かつ、前記光学部品を経て再び前記液晶セルを透過した前記第2の光ビームは再び前記1/2波長板を透過し、再び前記複屈折板に入射し、該複屈折板に再入射した前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームは合波されて出射されるように前記1つの複屈折板と前記1つの1/2波長板と前記液晶セルと前記光学部品とが配置されたことを特徴とする可変波長光フィルタ。
IPC (2件):
G02F 1/13 505 ,  G02B 5/30

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