特許
J-GLOBAL ID:200903089155671005

柱軸方向変形制御用高減衰構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-035325
公開番号(公開出願番号):特開平5-231028
出願日: 1992年02月21日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 風や地震による高層建物の曲げ変形や、上下地震動による上下方向の変形等、建物の柱軸方向の変形を効率良く低減できる受動制御型の高減衰構造を提供する。【構成】 高層建物の柱を構成する外側鋼管2の内側に制御部材としての内側鋼管1を設置する。内側鋼管1の最上部と最下部を、接合プレート6及びダイアフラム5によって建物の架構に剛接する。最上部において外側鋼管2の軸力が内側鋼管1に伝達され、最下部において内側鋼管1の軸力が地下の柱及び基礎に伝えられる。内側鋼管1の下部には高減衰装置10を設ける。高減衰装置10は装置部に生じる荷重Fと速度Vの関係が線形に近くなる特性を有し、内側鋼管1に対し、地震動等による柱軸方向の振動を減衰させるための最適の減衰係数を与えるよう設定する。
請求項(抜粋):
多層階の建物の柱に沿って、建物の高さ方向に少なくとも複数階にわたって延びる棒状の制御部材の上部と下部を前記建物の一部に連結し、前記制御部材の途中または端部に所定の減衰係数を与えるダンパーとしての高減衰装置を介在させたことを特徴とする柱軸方向変形制御用高減衰構造。
IPC (3件):
E04H 9/02 301 ,  E04H 9/14 ,  F16F 15/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-257268
  • 特開平2-240341
  • 特開平4-194180

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