特許
J-GLOBAL ID:200903089162421642

金属フタロシアニン化合物およびそれを用いた電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-226607
公開番号(公開出願番号):特開平7-053559
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 高感度で耐久性に優れた新規な結晶型を有する光導電性の金属フタロシアニン化合物を提供する。【構成】 金属フタロシアニン化合物は、下記一般式で示され、空間群が対称操作に反転操作を持ち、かつその近接反転2分子のズレ角が57°以下である。その好ましい分子配列は、空間群がP(-1)であり、格子定数がa=12.0、b=12.5、c=8.5の各±2.0オングストローム、α=96.0、β=95.0、γ=68.0の各±10.0°であり、結晶座標(±0.06)が、中心金属ではx=0.22、y=0.01、z=-0.16、金属と結合する酸素原子ではx=0.31、y=-0.05、z=-0.30、金属と結合する窒素原子ではx=0.08、y=0.14、z=-0.25で表される。【化1】(式中、Mは金属、Rは酸素、水酸基、アルコキシ基、X1 〜X4 は、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基を表す。k、l、m、nは0〜4の整数である。)
請求項(抜粋):
空間群が対称操作に反転操作を持つものであり、かつその近接反転2分子のズレ方が、分子内のピロール環に含まれる4つの窒素原子のうちズレ方向の対角位置にある2つの窒素原子を結んだ線方向を一方のベクトルと定義し、このベクトルともう一方の分子の対応するベクトルとそれぞれの中心を結んだ線のなすズレ角で57°以下であることを特徴とする下記一般式で示される金属フタロシアニン化合物。【化1】(式中、Mは、アルミニウム、ケイ素、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、ガリウム、ゲルマニウム、周期律表の第五周期に属する金属または第六周期に属する金属を表し、Rは、酸素原子、水酸基またはアルコキシ基を表し、X1 、X2 、X3 およびX4 は、同一でも異なっていてもよく、ハロゲン原子、アルキル基またはアルコキシ基を表す。k、l、mおよびnは、それぞれ0〜4の整数を意味する。)
IPC (3件):
C07D487/22 ,  C09B 67/50 ,  G03G 5/06 371
引用特許:
審査官引用 (3件)

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