特許
J-GLOBAL ID:200903089163614533

燐を含む焼却灰のスラグ化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064885
公開番号(公開出願番号):特開平9-296923
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 下水を脱燐処理した汚泥の焼却灰中には多量の燐が含まれており、この焼却灰を溶融処理しても、一部には未だ溶解性のものが存在する。従って、このスラグを廃棄したり、建設資材として使用した場合に、スラグ中の燐が溶出し、河川や湖沼の富栄養化を引き起こす原因となる。【解決手段】 燐を含有する焼却灰を溶融し、溶融物の温度を800°C未満の領域まで降下させた後、再び加熱して800°C〜1000°Cに昇温させ、この温度領域で所定時間保持しスラグ化する。【効果】 上記の熱処理によって、スラグからの燐の溶出が極度に抑制され、溶出液中の燐濃度は閉鎖水域における燐の排出基準値である1mg/l以下になる。
請求項(抜粋):
燐を含有する焼却灰を溶融し、この溶融物の温度を一旦降下させた後、前記溶融物を加熱して昇温させることを特徴とする、燐を含む焼却灰のスラグ化方法。
IPC (2件):
F23J 1/00 ,  F23G 5/50 ZAB
FI (2件):
F23J 1/00 B ,  F23G 5/50 ZAB F

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