特許
J-GLOBAL ID:200903089170605922

水溶性ポリマー乳濁液、ポリマー、接着剤、被覆材料、含浸材料、水性着色剤配合物、水性塗料、含浸配合物および接着剤配合物、塗布されたか、含浸されたか、または接着された支持体、ならびに水性ポリマー乳濁液の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-285079
公開番号(公開出願番号):特開平8-208779
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 ポリマー乳濁液の被膜が十分な破断時の伸びおよび絹光沢を有する満足のゆく水性ポリマー乳濁液。【解決手段】 少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマーの組成物1を水性乳濁液のフリーラジカル重合法によって重合すべきモノマー組成物1に対して少なくとも90重量%の変換率で重合し(重合段階1)、次に重合段階1の生成物混合物の存在下に少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有するモノマーの組成物2を水性乳濁液のフリーラジカル重合法によって重合する(重合段階2)ことによって得ることができる水性ポリマー乳濁液。【効果】 塗布される支持体に特別な絹光沢を与え、かつプライマー塗膜に対する仕上塗り塗膜の湿潤付着力が卓越している。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する化合物(モノマー)の組成物1を水性乳濁液のフリーラジカル重合法によって重合すべきモノマー組成物1に対して少なくとも90重量%の変換率で重合し(重合段階1)、次に重合段階1の生成物混合物の存在下に少なくとも1つのエチレン性不飽和基を有する化合物(モノマー)の組成物2を水性乳濁液のフリーラジカル重合法によって重合する(重合段階2)ことによって得ることができる水性ポリマー乳濁液、但し、a)この組成物1は、組成物1だけのランダム共重合によりガラス転移温度が分子量の増大に伴ないTg1を制限する傾向にあるポリマー1を生じさせるようなものであり、b)この組成物2は、組成物2だけのランダム共重合によりガラス転移温度が分子量の増大に伴ないTg2を制限する傾向にあるポリマー2を生じさせるようなものであり、c)Tg1とTg2との差は、少なくとも20°Cであり、d)組成物1および2のモノマー以外に、これらのモノマーとは異なりかつ少なくとも1つのエチレン性不飽和基および元素状窒素を有する少なくとも1つの定着モノマーを、重合すべきモノマーの全体量に対して0.1〜10重量%の量で重合させ、e)d)により重合すべき定着モノマーの全体量に対して20〜100モル%を重合段階1で重合させ、かつf)下方限界Tgiに帰因する組成物iの量は、組成物1および2の全体量に対して40〜90重量%であるものとする。
IPC (3件):
C08F291/12 MRB ,  C09D151/00 PGX ,  C09J151/00 JDH

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