特許
J-GLOBAL ID:200903089171213009

真空製氷装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069245
公開番号(公開出願番号):特開平7-280401
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】蒸発製氷容器及び吸収器を近接して配置する必要がなく、かつ、冷媒中への空気の混入に起因する問題が生じることのない真空製氷装置を提供する。【構成】真空製氷装置10は、真空製氷部A、吸収式冷凍機B、冷媒循環ラインCを具備する。真空製氷部Aは、水の三重点圧力以下の圧力条件に維持され、供給された水の一部を蒸発させ、この水の蒸発による潜熱で残りの水の一部を凍結させる真空製氷容器11と、真空製氷容器11で蒸発した水蒸気を圧縮する圧縮機16、その内部に設けられた水蒸気冷却用熱交換器18により真空製氷容器11で蒸発した水蒸気を冷却して凝縮させる真空製氷部側凝縮器17を具備する。冷媒循環ラインCが蒸発器21の内部に設けられた冷媒冷却用熱交換器23及び水蒸気冷却用熱交換器18の内部を経て冷媒を循環させるように配設され、蒸発器21で発生した冷熱を水蒸気の冷却に利用するようになっている。
請求項(抜粋):
吸収式冷凍機、冷媒循環ラインおよび真空製氷部を具備する真空製氷装置であって、前記吸収式冷凍機が、第1冷媒を蒸発器で蒸発させ、次いで蒸発した前記第1冷媒の気相部分を吸収剤に吸収させることによる減圧作用を利用して冷熱を得るものであり、前記真空製氷部が、水の三重点圧力以下の圧力条件に維持され、供給された水の一部を蒸発させ、かつ、この水の蒸発による潜熱で残りの水の一部を凍結させる真空製氷容器、前記真空製氷容器の後流側に設けられた前記真空製氷容器で蒸発した水蒸気を圧縮する圧縮機、および、前記圧縮機の後流側に設けられ、その内部に設けられた水蒸気冷却用熱交換器により前記真空製氷容器で蒸発した水蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器を具備し、前記冷媒循環ラインが、前記蒸発器の内部に設けられた冷媒冷却用熱交換器および前記水蒸気冷却用熱交換器の内部を経て第2冷媒を循環させるように設けられ、前記蒸発器で発生した冷熱を前記凝縮器での前記水蒸気の冷却に利用するようになっていることを特徴とする真空製氷装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭58-164974
  • 特公昭36-017125
  • 吸収式製氷蓄冷装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-139459   出願人:日本鋼管株式会社
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